Seminar on Nutrition and Food Science

Numbering Code U-AGR06 3F305 SJ79 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 1 Course Type Seminar
Target Year 3rd year students Target Student
Language Japanese Day/Period Fri.2
Instructor name INOUE KAZUO (Graduate School of Agriculture Professor)
Sasaki Tsutomu (Graduate School of Agriculture Professor)
OOHINATA KOUSAKU (Graduate School of Agriculture Associate Professor)
GOTOU TSUYOSHI (Graduate School of Agriculture Associate Professor)
MATSUI SHO (Graduate School of Agriculture Assistant Professor)
OGURI YASUO (Graduate School of Agriculture Assistant Professor)
Outline and Purpose of the Course 生化学を基に、栄養化学、食品生理学、食品機能学で学んだ内容を復習し、確実に理解することを目的とする。代謝は総合的な理解が必須であり、生体での個々の反応が、生命を(良く)維持する目的に向かってどのように関連し合っているかを深く学ぶ。またこれらの理解の上に、食品とその成分がどのように生体に影響を及ぼすかを確認し、消化・吸収に留まらず、味の受容と脳でのその処理や、正常な代謝の破綻としての肥満や糖尿病など生活習慣病の問題についても取り扱う。
Course Goals 現代の栄養・食品科学における重要な項目について確実に理解できているかを認識する。各項目と関連した実験データなどの正しい解釈が行えるよう演習によってトレーニングし、各項目の単なる暗記に留まらない、知識の体系化を図る。これらを通じて、複雑な生命現象を多面的に捉える能力を涵養する。
Schedule and Contents 以下の授業で扱った内容について、全14回の問題演習を行う。各項目の重要点について復習する。各項目に関連する原著論文等から結果を提示し、これまでの講義で得た知識からどのような仮説が考えられるか、また仮説の証明にどのような実験が考えられるか、論文の結果から解釈された議論が妥当なものか、などを問う。

1) 基礎生化学Ⅰ,Ⅱのうち特に食品成分に関わるもの (2回)
2) 栄養化学 (4回)
  エネルギー産生経路、食行動など
3) 食品生理学 (4回)
  食品の生理機能、タンパク質代謝など
4) 食品機能学 (4回)
  肥満、糖尿病など

5) フィードバック期間は最後の講義から一週間とし、学生からの質問を受け付け、メール等で回答する。
Evaluation Methods and Policy 講義内平常点(授業への参加状況、授業内での発言など、15点)と講義にて行う小テスト(85点)によって評価する。
評価基準及び方針については、当該年度農学部学生便覧記載の「評価基準及び方針」による。
5回以上欠席した者の単位を認定しない。
定期考査は実施しない。
Course Requirements 下記の授業の単位を取得していることが望ましい。

 基礎生化学Ⅰ・Ⅱ
 栄養化学
 食品生理学
 食品機能学
Study outside of Class (preparation and review) 演習で明らかになった理解不足点は確実に復習すること。
Textbooks Textbooks/References 問題演習の対象となる授業科目が指定している教科書を必要に応じて使用する。
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