Forest Resources and Society
Numbering Code | U-AGR05 2E171 LJ80 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | 2nd year students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Tue.1 | |
Instructor name |
Not fixed (Kyoto University) naito daisuke (Graduate School of Agriculture Assistant Professor) |
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Outline and Purpose of the Course | 本講義の前半では、アジアのおける森林資源利用の変遷と、近年の森林減少による社会的影響と、持続的な森林管理の取り組みについて講述し、気候変動による影響についても議論する。後半では、日本の国有林について、その成立、戦前・戦後の経営、近年の諸課題について講述する。 | |||
Course Goals | アジアと日本の森林資源の開発・管理が歴史的にどのように行われてきたのかを理解することにより、持続的な森林資源管理の確立と、地球環境問題解決に貢献する森林資源の将来的なあり方について考察する力を養う。 | |||
Schedule and Contents |
(第1~7回:アジアの持続的な森林管理)内藤担当 1. アジアの森林の減少と社会的な影響 2. 東南アジアの森林資源利用の歴史と森林管理制度 3. 商業伐採と先住民族への影響 4. 持続的な森林管理制度、森林認証制度の仕組み 5. 森林認証制度の導入とその影響 6. アブラヤシ園開発と持続的な利用 7. 気候変動と森林 (第8~14回:日本の国有林)松下担当 8. 国有林の成立 9. 戦前の国有林経営 10. 戦後の林政統一と木材生産 11. 新たな森林施業 12. 累積債務問題と経営改善 13. 会計制度の変更 14. 国有林と観光・レクリエーション 15. フィードバック |
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Evaluation Methods and Policy |
【評価方法】 レポート(70点)と平常点(30点)により評価する。 【評価基準】 評価基準及び方針については、当該年度農学部学生便覧記載の[評価基準及び方針]による。 |
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Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 林野庁『森林・林業白書』を読んでおくことが望ましい。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 授業中に資料を配布する |