Physiology of taste and preference in food

Numbering Code U-AGR06 2F121 LJ79 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year 3rd year students Target Student
Language Japanese Day/Period Tue.1
Instructor name INOUE KAZUO (Graduate School of Agriculture Professor)
Outline and Purpose of the Course 食品生理学は食品成分である栄養素と生体との関わりを明らかにし、健康に寄与できる食品科学の基礎を形成する学問である。本講義では、食品摂取および代謝に関わる諸現象を食品生理学の視点から講述する。
Course Goals 栄養素の代謝を理解する。さらにエネルギー代謝を含めて個々の栄養素代謝が体内でどのように相互作用し、統合されているかを理解する
Schedule and Contents 第1-3週:エネルギー代謝と肥満 エネルギー代謝について概説するとともに、生体内におけるエネルギー基質の選択、エネルギー消費量の評価方法、体組成とその測定方法などについて述べる。
第4-6週:糖質
第7-9週:脂質
第10-12週:タンパク質・窒素代謝
以上の主要栄養素について、消化吸収・代謝経路、主要臓器での個別の代謝について詳述する。
第13-14週:代謝の統合、疾病 個々の栄養素代謝が体内でどのように相互作用し、統合されているかを概説する。また疾病と栄養に関して概説するとともに、その他の栄養化学上のトピックスについて概説する。
Evaluation Methods and Policy 【評価方法】
3回の小テストと期末テストの平均点で評価する。配分は小テスト30%、期末テスト70%とする。

【評価基準】
評価基準および方針については、当該年度農学部学生便覧記載の[評価基準及び方針]による。
Course Requirements 本講義を理解するためには、栄養素の化学構造や、解糖系やTCA回路などの生化学に関する基礎知識が必須である。
Study outside of Class (preparation and review) 配布資料について予習、および復習を行うこと。
講義内容について参考書で補足を行うこと。
Textbooks Textbooks/References 資料を授業中に配布する。
References, etc. エッセンシャル栄養化学, 佐々木努 編著, (講談社、2021), ISBN:978-4-06-523806-6
Introduction to Nutrition and Metabolism, David Bender, (CRC Press), ISBN:978-1-4665-7224-9
分子栄養学, 金本龍平 編, (化学同人), ISBN:4759812148
分子栄養学, 宮本賢一ら, (講談社), ISBN:978-4-06-155397-2
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