Analytical Chemistry in Food Science
Numbering Code | U-AGR06 2F129 LJ79 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | 2nd year students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Thu.1 | |
Instructor name |
MURAKAMI KAZUMA (Graduate School of Agriculture Associate Professor) TSUZUKI SATOSHI (Graduate School of Agriculture Assistant Professor) TAKAHASHI HARUYA (Graduate School of Agriculture Assistant Professor) |
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Outline and Purpose of the Course | 食品及び生命現象を定性的かつ定量的に理解することを目的として、食品分析化学の基礎について、分光分析、分離分析、食品分析の3つの観点から講義する。 | |||
Course Goals | 食品や生体の構成成分に関する主要な分析法の原理を理解し、有機化学、食品科学、生命科学における多様な生命現象を論理的に解析できる手法を説明できる。 | |||
Schedule and Contents |
分光分析法、分離分析法、食品分析法に関連する以下の各項目について、1項目あたり約1回講述する(全14回)。 【分光分析法】 1. スペクトル(総論)、赤外線吸収スペクトル(IR)(担当者:村上) 2. 核磁気共鳴吸収スペクトル(1H-NMR)(担当者:村上) 3. 核磁気共鳴吸収スペクトル(13C-NMR)(担当者:村上) 4. 核磁気共鳴吸収スペクトル(各種2次元測定)(担当者:村上) 5. 質量スペクトル(EI、FAB、ESI、MALDI)(担当者:村上) 6. 質量スペクトルの生体分子分析への応用(メタボロームとプロテオミクス)(担当者:高橋) 7. 蛍光スペクトル(担当者:村上) 8. 円偏光二色性スペクトル(CD)(担当者:村上) 【分離分析法】 9. クロマトグラフィー(総論)(担当者:高橋) 10. 電気泳動(担当者:高橋) 11. 酵素の抽出と精製(担当者:高橋) 【食品分析法】 12. 食品の一般成分分析(水分、たんぱく質、脂質、炭水化物、灰分)の分析(担当者:都築) 13. アミノ酸、脂肪酸、利用可能炭水化物、食物繊維の分析(担当者:都築) 14. コレステロール、ミネラル、ビタミンの分析(担当者:都築) フィードバック:試験終了後、解答を配布するとともに、学生からの質問を受け付ける。 |
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Evaluation Methods and Policy |
【評価方法】期末試験ならびに平常点(各教員が行うレポート課題や小テスト)によって評価する。平常点の占める割合は15%とする。 【評価基準】評価基準及び方針については、当該年度農学部学生便覧記載の[評価基準 及び方針]による。 |
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Course Requirements | 基礎生化学Ⅰ及びⅡ、食品有機化学Ⅰ及びⅡ、食品物理化学Ⅰ及びⅡを履修していることが強く望まれる。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) |
予習:教科書及び配布プリントをあらかじめ精読すること。 復習:講義ノート、レポート課題、小テストなどを通して理解を再確認すること。 |
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Textbooks | Textbooks/References | マクマリー有機化学(上)第9版, JOHN McMURRY, (東京化学同人), ISBN:978-4-8079-0912-4 | ||
References, etc. |
テキストブック 有機スペクトル解析, 楠見武徳, (裳華房), ISBN:978-4-7853-3509-0 有機化学のためのスペクトル解析法-UV、IR、NMR、MSの解説と演習, Manfred Hesse, Bernd Zeeh, Herbert Meier, 野村 正勝(訳), 馬場 章夫(訳), 三浦 雅博(訳), (化学同人), ISBN:9784759811933 食品分析学 機器分析から応用まで, 松井 利郎, 松本 清 編, (培風館), ISBN:978-4-563-07362-6 |