Fungal Science
Numbering Code |
U-AGR01 3A233 LJ78 U-AGR01 3A233 LJ68 |
Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | 3rd year students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Mon.3 | |
Instructor name |
TANAKA CHIHIRO (Graduate School of Global Environmental Studies Professor) YOSHIMI AKIRA (Graduate School of Agriculture Associate Professor) |
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Outline and Purpose of the Course | 農林地には様々な微生物が生息し,我々の農林生産に多様な影響を与えている。中でも菌類(いわゆるかび,きのこ,酵母)は進化の過程で植物と深い関係を持ち,時には,我々に多大な損害を与え,一方では縁の下の力持ちとして農林生産や自然環境を支える重要な役割を担っている。また,真核生物のモデルとして生物学の発展にも大きく貢献してきている。本科目では,菌類の分類・進化,生理,遺伝など彼らの持つ特徴や性質を理解するための必要な基礎知識を講義し,菌類の生態ならびに生態系における役割,人間生活と関わりについて紹介する。 | |||
Course Goals |
農林環境あるいは自然環境の中で,主要農林作物だけではなく,菌類をはじめとした微生物の果たす役割についても着目できるようにし,農林生態系や自然生態系の包括的な理解を深める。 有害生物やモデル真核生物として研究が進む菌類の生物学を学ぶことで、制御や利用法に対する理解ができるようになる。 |
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Schedule and Contents |
つぎの課題について,1課題あたり1~2週の授業を計14週ならびにフィードバック1週を行う予定である。 1. 菌類とは --その起源と分類-- 2. 菌類の体制 3. 菌類の細胞構造 4. 菌類の細胞生物学 5. 菌類の生殖法と遺伝 6. 分化と形態形成 7. 生態系の中の菌類 8. 分解者としての菌類 9. 菌類と他生物との相互作用 10.真核生物モデルとしての菌類 フィードバック: フィードバック期間に,メールで質問等を受け付ける。 |
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Evaluation Methods and Policy |
定期試験によって行う。 評価基準及び方針については,当該年度農学部学生便覧記載の「評価基準及び方針」による。 |
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Course Requirements | 細胞生物学I、II、IIIを履修していることが望ましい。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) |
教科書,参考書等を用いて,適時予習すること。 配布資料等を用いて,講義毎に復習すること。 |
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Textbooks | Textbooks/References | D. Moore他(堀越他訳)現代菌類学大鑑 共立出版 ISBN:978-4-320-05721-0に基づいて講義を進める.授業の進行に必要な資料等はプリントで配布する. | ||
References, etc. |
菌類のふしぎ, 国立科学博物館編, (東海大学出版会) バイオディバーシティ・シリーズ4 菌類・細菌・ウィルスの多様性と系統, 杉山純多編, (裳華房) |