Food Science and Production Technology
Numbering Code |
U-AGR06 4F127 PJ79 U-AGR06 4F127 LJ79 |
Year/Term | 2022 ・ Intensive, First semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture |
Target Year | 4th year students | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | Intensive |
Instructor name |
KINOUCHI TOSHI (Part-time Lecturer) HIRAI TATSUO (Part-time Lecturer) YASUI TAKSSHI (Part-time Lecturer) |
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Outline and Purpose of the Course | 食品のもつ特性、「おいしさ」「食べやすさ」「取り扱いやすさ」「保存性」「栄養価」「機能性」等々を市場に提供するためには、多岐にわたる研究開発・生産技術により実現されている。本講義では、食品の基礎研究、開発研究、加工技術について乳・乳製品・カカオと漬物を事例として概説する。また、近年消費者が強く求める食品の安全・安心および食品表示について概説する。併せて、生産現場を視察することにより、食品工業の実際について理解を深める。 | ||
Course Goals | 生産現場ではどのような知識や技術が求められているのかを理解し、これまでの学習成果との関連を把握する。 | ||
Schedule and Contents |
第1回:食品産業の発展と役割、今後の課題(乳・乳製品・カカオを中心に) 第2回:乳・乳製品・カカオの製品特性と背景にある研究開発・加工技術 第3回:乳・乳製品・カカオの健康機能(プロバイオティクス・栄養食品を中心に) 第4回:消費者が求める食の安全・安心 第5~9回:工場見学 第10回:食品包装技術 ・包装(パッケージ)の重要性 ・パッケージ素材 ・安全性の確保(食品衛生法、ポジチブリスト) ・製造設備 ・環境問題 第11回:食品の国際化 ・日本の農業政策(国内農業の保護政策) ・自由化の状況(食品の規格の国際化) ・食品品質保証体制の国際化(ISO認証) ・海外企業に勤務して感じた事柄 第12回:品質管理の重要性(失敗に学ぶ) ・食品メーカーが起こして来た大きな品質事故 ・食品の安全を守る行政の変化(消費者保護の強化) ・品質事故のコスト ・どんな経営が必要なのか 第13回:風土と食の関わり(食の使命、伝統食、和食文化、国土保全) 地場食品製造業について(地域ブランド確立、伝統食品継承、安全安心システム、等) 第14回:日本の伝統食「漬物」と「京漬物」 (歴史、製造原理、製造法、分類、関連法規、業界状況 等) シンバイオティクス食品としての「漬物」 (シンバイオティクスとは、乳酸発酵漬物の摂取試験結果 等) フィードバック方法は別途連絡します。 |
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Evaluation Methods and Policy |
平常点(授業への参加状況、授業内での発言)およびレポートの結果を合わせて評価する。配点は平常点20%、レポート80%とする。 「評価基準及び方針については、当該年度農学部学生便覧記載の[評価基準及び方針]による。」 |
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Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 特に予習は必要としないが、毎回の講義内容とこれまでの学習成果がどのように関連するか、それぞれの教科目の該当する内容を復習し、整理しておくこと。 | ||
Courses delivered by Instructors with Practical Work Experience |
分類: An omnibus course delivered by invited lecturers and guest speakers from different companies, etc. Details of Instructors’ Practical Work Experience: 明治乳業株式会社(入社当時)およびその他(25年) 雪印乳業株式会社(入社当時)およびその他(48年) 株式会社西利(46年) (農学研究科教員を除く) Details of Practical Classes Delivered: 食品の基礎研究、開発研究、加工技術について乳製品と漬物を事例として概説する。また、近年消費者が強く求める食品の安全・安心および食品表示について概説する。併せて、生産現場を視察することにより、食品工業の実際について理解を深める。 |