Microbiological Technology

Numbering Code U-AGR06 3F125 LJ79 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year 3rd year students Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.1
Instructor name HASHIMOTO WATARU (Graduate School of Agriculture Professor)
Outline and Purpose of the Course 本講義では、微生物による食品や医薬品などの製造に関する基礎知識と方法論を習得するため、伝統的な発酵食品の製造技術とそれに関わる微生物、近代的な微生物利用技術、並びに最新の微生物バイオテクノロジーについての理解を深める。
Course Goals 多様な微生物の分類と各微生物の特徴的な代謝機構を理解し、発酵・醸造技術およびその産物との関連を説明できるようになる。
Schedule and Contents 微生物の分類と特徴(1回):
 微生物の多様性とその分類法、並びに特徴的な代謝機構を講義する。
酒類の製造(4回):
 微生物による国内外の酒類の製造とそれらの類似点と相違点を講義する。
日本の伝統的な微生物発酵(3回):
 微生物を用いた醤油、味噌、酢の製造について講義する。
乳酸発酵食品の製造(2回):
 発酵乳や乳酸菌飲料並びにチーズの製造について講義する。
その他の発酵食品の製造(1回):
 鰹節、塩辛、漬物などの発酵食品について講義する。
アミノ酸と核酸の微生物生産(1回):
 微生物の代謝工学的改変によるアミノ酸と核酸の発酵生産を講義する。
抗生物質の微生物生産(1回):
 微生物による抗生物質の生産とその作用機序について講義する。
その他の微生物生産(1回):
 微生物による有機酸やビタミンなどの生産について講義する。
期末試験/学習到達度の評価
フィードバック(質疑応答)(1回)
Evaluation Methods and Policy 【評価方法】
 定期試験の成績(約90%) 平常点評価(約10%)
 平常点評価には、授業内質疑応答や小テストなどを含む。出席は必須であり、原則として4回以上欠席した場合には単位を認定しない。
【評価基準】
「評価基準及び方針については、当該年度農学部学生便覧記載の[評価基準及び方針]による。」
Course Requirements 微生物系科目(「基礎微生物学」や「微生物遺伝学」など)を受講しておくことが望ましい。
Study outside of Class (preparation and review) それぞれの発酵に関与する主な代謝経路は参考書や生化学の教科書などに記載されているので、前もって学習しておくこと。
References, etc. 応用微生物学 第3版, 横田篤・大西康夫・小川順 編, (文永堂出版), ISBN:978-4830041310
食品微生物学, 児玉徹・熊谷英彦 編, (文永堂出版), ISBN:4-8300-4087-4
遺伝子・細胞から見た応用微生物学, 阪井康能、竹川 薫、橋本 渉、片山高嶺 編著, (朝倉書店), ISBN:978-4-254-43124-7
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