Timber Construction
Numbering Code | U-AGR05 3E197 LJ80 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | 3rd year students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Thu.1 | |
Instructor name |
ISODA HIROSHI (Research Institute for Sustainable Humanosphere Professor) FUJII YOSHIHISA (Graduate School of Agriculture Professor) nakagawa takafumi (Research Institute for Sustainable Humanosphere Associate Professor) |
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Outline and Purpose of the Course |
木材を使った構造物(主に建築構造物)の構造形式を学び、部材の名称、用語を理解するとともに、他材料を用いた建築構造物との比較において、木質構造の特徴を理解する(五十田博・中川貴文担当)。 伝統木造の特性、木材・木造建築の耐久性や耐火性能に関して理解し、耐久性・耐火性確保の技術、劣化診断や維持管理技術について講義する(藤井義久担当)。 |
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Course Goals | 住宅や公共建築物に用いられる木造の構造、材料、施工などの技術について理解し、今後の木材利用の観点からみた木造技術のありようを考える能力を獲得する。 | |||
Schedule and Contents |
第一部(五十田) 1.ガイダンス 構造形式、主体構造、各部構造とは 2.材料・構造別の主体構造とその特徴 3.木質構造の主体構造 木材を使った構造物の構造の形式 4.軸組構法 日本で最も普及している軸組構造の構造と各部の名称 5.枠組壁工法 北米等で普及し輸入された枠組壁工法の生い立ちと構造と各部の名称 6.その他の構造、プレファブ、大規模木造ほか 大規模木造の歴史と現状の紹介 7.軸組構法の設計方法 軸組構法の設計の方法についての概説 8. 補足・演習等 第二部(藤井) 9.伝統木造(社寺・神社・住居)の様式と構造 10.継手・仕口 11.木材と木造の生物劣化特性 12. 木材と木造の耐久性確保技術 13.劣化診断技術 14.文化財建造物の保存と修復 15. フィードバック KULASIS上に関連情報を掲載する。 【注意】本科目は、対面形式で実施しますが、 感染症の状況によりオンラインで開催する可能性があります。 |
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Evaluation Methods and Policy |
平常点(出席および演習)およびレポート課題によって評価する。 評価基準及ひ方針については、当該年度農学部学生便覧記載の[評価基準及び方針]による。 |
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Course Requirements | 特別な予備知識は必要としないが,講義内容は「生物材料物性学(前期)」「森林物理学実験および実験法(前期)」「木材工学実験および実験法(後期)」および「建築設計・製図演習(前期集中)」の一部とリンクしている.これらの講義と実験を併せて履修することが望ましい. | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 本講義に関する内容について、実際の建築物を見学したり、関連資料を検索するなどして理解を深めることがのぞましい。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 毎回講義プリントを配布する. | ||
References, etc. |
建築構法, 内田祥哉ほか, (市ヶ谷出版) 構造用教材, , (日本建築学会) 木質構造, 有馬孝礼ほか, (海青社) 木質構造の設計, 杉山英男, (丸善) |