Community Ecology
Numbering Code | U-AGR05 3E162 LJ80 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | 3rd year students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Tue.1 | |
Instructor name | OOSAWA NAOYA (Graduate School of Agriculture Associate Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 群集を考える基本的な考えを個体群に求め、生物種間の相互関係を軸に、群集の構造や機能を解明する上で必要な基本的な考え方を講義する。 | |||
Course Goals | 群集生態学の基礎を、モデルを用いて理解し、実際の研究例を通じて、群集のあり方を理解する。 | |||
Schedule and Contents |
第1週:群集とは何か? 群集とはどのようなものかを、個体群(Population)や種の概念から説明する。 第2-4週:群集の古典的な考え方 群集概念の捉え方の歴史的な変遷を生態学の中で位置づけ、群集概念の形成過程を考察する。 第5-6週:個体群増殖の基本的な考え方 群集研究の実体的な単位である個体群に関する基本的な増殖モデルと、それに基づいた簡単な群集モデルを説明する。 第7-8週:種間関係と群集の形成 種間競争の概念及び理論的な枠組みと、その実証的な研究について説明する 第9-11週:資源競争による群集の形成 資源競争の概念及び理論的な枠組みと、その実証的な研究について説明する。 第12-15週:最近の群集研究 70年代以降、どのような群集研究がなされてきたかを、具体的な研究を示しながら説明する。 フィードバック:2月27日に、教室で質問に回答 |
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Evaluation Methods and Policy |
評価基準及び方針については、当該年度農学部学生便覧記載の[評価基 準及び方針]による。 評価方法】 1回の記述式試験において評価する。 【評価基準】 1回の記述式試験において、100点満点中、60点以上となること 60点以上:合格 59点以下:不合格 |
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Course Requirements | 特別な知識は必要としないが、生態学及び遺伝学の基礎知識があることが、望ましい。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 高校及び教養部の生態学の授業を受講していないものは、各自予習してください。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | プリントを配付する。 | ||
References, etc. | Ecology, third edition. By M. Begon, J. L. Harper & C. R. Townsend (Eds.). | |||
Related URL | http://ocw.kyoto-u.ac.jp/faculty-of-agriculture-jp/2010/09/video |