Seminar in Agricultural and Rural History I

Numbering Code U-AGR04 3D337 SJ82 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Seminar
Target Year 3rd year students Target Student
Language Japanese Day/Period Tue.4・5
Instructor name ADACHI YOSHIHIRO (Graduate School of Agriculture Professor)
ITOU ATSUSHI (Graduate School of Agriculture Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 農業史・農村史の基本文献をえらび、輪読形式で行う。テキストの内容を正確に把握することともに、とくに、プレゼンテーション能力・ディスカッション能力を高めること、さらには問題関心を多様にしかつ深めることを課題とする。
Course Goals 農業史に関する専門書を自分の問題意識に立脚しながら批判的に読む仕方を会得し、かつその視野から現代の食・農・環境問題を論じるうる能力を身につける。
Schedule and Contents  輪読テキストについては、最近発行された学術専門書のうち、参加者が興味をもてそうなものを何冊か選び最初の演習で紹介し、参加学生の希望を聞いて決定している。テキストは近代農業史・農村史のみならず、食生活史・環境史の領域までを含めて選定する。
 報告者は分担された内容を報告するだけでなく、関連した内容を他の文献で調べたり、問題を整理したりというより積極的な内容の報告を行う。ゼミは報告に基づく参加者の討論を軸に構成する。
 第1回:研究室ガイダンス(卒論の紹介)と輪読用テキストの紹介
 第2回:参加者の報告分担の決定と、レジュメ作成、報告の仕方についての解説
 第3回~第13回:テキストの輪読(内容報告と論点提示、それに基づく討論)
 第14回:まとめ
 第15回:フィードバック


フィードバック:メールおよび担当者の研究室にて随時行う。
Evaluation Methods and Policy 担当部分の報告内容(3割)と、出席状況(3割)、毎回の演習における討議への参加状況(4割)から評価する。
評価基準及び方針については、当該年度農学部学生便覧記載の「評価基準及び方針」による。
Course Requirements 演習は授業とは違い、学生自らが構成するものである。その自覚をもって参加すること。
Study outside of Class (preparation and review)  各回についてテキストの該当箇所を事前に精読することはもちろんだが、演習での議論を通じて抱いた自らの問題関心・問題意識を発展させる形で、関連する参考文献を日常的に系統的に読むこと。これらについて、演習時間外において担当教員と議論することを希望する場合は、教員は喜んでこれに対応する。
PAGE TOP