Seminar in Computational Hydraulics

Numbering Code U-AGR03 3C226 SJ83 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Seminar
Target Year 3rd year students Target Student
Language Japanese Day/Period Fri.3・4
Instructor name UNAMI KOUICHI (Graduate School of Agriculture Associate Professor)
TAKEUCHI JIYUNICHIROU (Graduate School of Agriculture Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 水理学における諸問題を,計算機を用いて解くための基礎理論と実際的技術を習得させる。さまざまな計算手法を,解析学にもとづいて体系的に学び,それらの有効性をプログラムの作成・実行を通じて理解することを目的とする。
Course Goals 1.水理学の諸問題それぞれに対し,どのような計算手法が適しているのかを理解する.
2.比較的簡単な問題については,自分でプログラムを作成できるようになる.
Schedule and Contents 以下の各項目につき,数値解法の理論的背景を説明した後,例題を与え,プログラムを作成する(各課題2~3週)。

1.数値計算の基礎となる,連立一次方程式系についてのいくつかの基本的な解法(竹内)
2.開水路における等流水深や限界水深の計算,また,定常状態における管水路網計算のように,非線型代数方程式によって記述される問題を解くための反復手法(竹内)
3.層流の流速分布の計算に代表される,楕円型偏微分方程式によって支配される現象ついての有限要素法を用いた数値モデリング(竹内)
4.常微分方程式系を解くための様々な数値積分手法(竹内)
5.拡散問題のような,放物型偏微分方程式で記述される時間依存現象の数値解析(宇波)
6.一次元開水路における背水曲線の計算と段波のシミュレーション(宇波)
授業最終日において,フィードバックを行う.
Evaluation Methods and Policy 毎回課す小レポート(作成したプログラムや計算結果,ならびに,それらに対する考察)のみで評価する.
評価基準及び方針については、当該年度農学部学生便覧記載の「評価基準及び方針」による.
Course Requirements 応用数学,水理学,情報処理学及び演習I,IIを既修得であること。
Study outside of Class (preparation and review) 予習は特に必要ないが,復習はしっかりしておくこと.
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