Laboratory Course in Plant Biochemistry and Physiology

Numbering Code U-AGR02 3B224 EJ79 Year/Term 2022 ・ Intensive, year-round
Number of Credits 3 Course Type Experiment
Target Year 3rd year students Target Student
Language Japanese Day/Period Intensive
Instructor name KOBAYASHI MASARU (Graduate School of Agriculture Associate Professor)
OCHIAI KUMIKO (Graduate School of Agriculture Assistant Professor)
NAKANO TAKESHI (Graduate School of Biostudies Professor)
YAMAGAMI AYUMI (Graduate School of Biostudies Assistant Professor)
Outline and Purpose of the Course 植物の取り扱いに関する基本的な知識と、無機養分吸収・細胞内代謝生理を解析するための基本的な実験方法を習得する。また植物組織培養・細胞工学の基本技術を学び、植物ホルモンの効果と細胞の分化全能性について理解する。
Course Goals ・個々の操作の意味や必然性を考えながら実験を進めることで、生命現象を化学的に解析する方法の基礎を習得する。
・実験を通じて、土壌ミネラルの有機物への変換、植物ホルモンを介した分化全能性、光合成による光エネルギー変換など、植物に固有の能力に関する理解が深まる。
Schedule and Contents 1 植物無機成分分析:植物の無機成分組成を分析し、栽培条件との関連について考察する。(10回)
2 植物細胞全能性解析:植物葉器官や種子からの脱分化細胞を誘導、脱分化細胞からの植物器官の再分化を行い、植物ホルモンによる植物細胞分化制御機構を考察する。(5回)
3 植物タンパク質解析:植物体の明所・暗所・植物ホルモン生合成量低下、などの環境変動下による植物タンパク質組成について生化学的手法を用いて解析し、タンパク質による植物制御の仕組みを考察する。(4回)
4 植物細胞形態測定:植物ホルモン変異植物体の葉細胞よりプロトプラストを調製し,細胞形態の観察と測定を行い、植物ホルモンによる細胞成長・細胞分裂制御機構について考察する。(1回)
フィードバック:期間を定めて質問を受け付け、メール等で回答する。
Evaluation Methods and Policy 出席およびレポートにより評価する。評価基準及び方針については、当該年度農学部学生便覧記載の「評価基準及び方針」による。
Course Requirements 生化学II、細胞生物学概論、植物栄養学を受講していることが望ましい。
Study outside of Class (preparation and review) ・予め実験書(応用生命科学実験)に記載の内容をよく読み、実験の目的および操作について理解しておくこと。
・得られた実験結果は速やかに整理し、実験レポートにまとめる。
Textbooks Textbooks/References 応用生命科学実験, 京都大学農学部応用生命科学科
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