Molecular Biology I

Numbering Code U-AGR02 3B132 LJ79 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year 3rd year students Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.2
Instructor name KOHCHI TAKAYUKI (Graduate School of Biostudies Professor)
YASUI YUKIKO (Graduate School of Biostudies Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course この半世紀の分子生物学の台頭と広がりは目覚ましい。本科目では、分子生物学の基礎となる各項目(遺伝子の構造・複製から転写、翻訳、その調節機構など)について概説する。また、それらの発見につながった研究および遺伝子操作技術の原理と応用についても講述する。
Course Goals 分子生物学の基本的項目を系統的に学び、遺伝子の構造と機能、ゲノムの維持、遺伝子発現の仕組みとその調節について正確に説明できるようになる。生命科学の未解決の問題に取り組むための基礎を築くことができる。
Schedule and Contents 基本的に下記の計画に従って講義を進める。ただし、講義の進み具合に応じて適宜修正することがある。

第 1回 講義のイントロ、遺伝と遺伝子、生物進化と分子進化(河内)
第 2回 ゲノム構造、クロマチン(河内)
第 3回 DNA複製(河内)
第 4回 テロメア(河内)
第 5回 変異と修復(河内)
第 6回 転写(安居)
第 7回 RNAプロセシング(安居)
第 8回 翻訳(河内)
第 9回 リボソーム・遺伝暗号(河内)
第10回 原核生物の転写調節(安居)
第11回 真核生物の転写制御(河内)
第12回 調節RNA(河内)
第13回 エピジェネティック制御(河内)
第14回 相同組換え、その他(河内)
期末試験/学習到達度の評価
第15回 フィードバック  方法は別途連絡します。
Evaluation Methods and Policy 【評価方法】
期末試験の成績(70%)と小レポート(30%)により評価する。
【評価基準】
評価基準及び方針については、当該年度農学部学生便覧記載の[評価基準及び方針]による。
Course Requirements 生化学の基礎を身につけていること(例えば、応用生命科学科配当の生化学I, 生化学IIの単位を取得していること)。
Study outside of Class (preparation and review) 参考図書を予習して講義に出席することが望ましい。毎回の講義で学んだ項目に関する小課題を与えるので、復習として主体的に取組んで、翌週に小レポートとして提出すること。
Textbooks Textbooks/References 資料を講義中に配布する。
References, etc. Molecular Biology of the Gene, Watson、他, (CSHL Press), 遺伝子の分子生物学(日本語版)東京電機大学出版局 でも構わない
基礎生化学, ヴォート, (東京化学同人)
細胞の分子生物学 第6版, Albertsら, (ニュートンプレス)
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