Structural Biology
Numbering Code | U-AGR02 3B125 LJ79 | Year/Term | 2022 ・ Intensive, First semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture |
Target Year | 3rd year students | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | Intensive |
Instructor name |
YAMASHITA ATSUKO (Part-time Lecturer) KODAN ATSUSHI (Institute for Advanced Study Project Assistant Professor) KIOKA NORIYUKI (Graduate School of Agriculture Professor) |
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Outline and Purpose of the Course | タンパク質などの生体分子の機能および分子メカニズムの理解には、それらの立体構造情報が重要な鍵となる。本講義では、生体分子の立体構造に関する基本的事項、立体構造の解析手法、構造と機能の相関などについて理解を深めることを目的とする。 | ||
Course Goals | タンパク質の立体構造の構築原理、および、立体構造に基づいた機能発現の分子機構について理解ができ、自身で説明できる。 | ||
Schedule and Contents |
タンパク質の構造および構造解析について学び、タンパク質の構造と機能の関係を理解できるようにする。 第1回 タンパク質構造構築の基本原理(担当:山下) 第2回 タンパク質の構造-機能相関:DNAの複製・転写・翻訳に関わるタンパク質(担当:山下) 第3回 タンパク質の構造-機能相関:酵素(担当:山下) 第4回 タンパク質の構造-機能相関:免疫系に関わるタンパク質(担当:山下) 第5回 タンパク質の構造-機能相関:受容体とシグナル伝達タンパク質(担当:山下) 第6回 タンパク質の構造-機能相関:イオンチャネル(担当:山下) 第7回 X線結晶構造解析による構造決定の基本原理(担当:山下) 第8回 クライオ電子顕微鏡を用いた単粒子解析による構造決定の基本原理(担当:小段) 第9回 核磁気共鳴法、小角散乱法などの手法を用いた構造解析の基本原理(担当:小段) 第10回 構造解析のための組換えタンパク質の大量生産技術(担当:小段) 第11回 機能的な組換えタンパク質の抽出・精製および結晶化(担当:小段) 第12回 ATP依存的多剤排出ポンプのX線結晶構造解析(分解能向上策)(担当:小段) 第13回 構造と機能に基づくATP依存的多剤排出ポンプの動作原理(担当:小段) 第14回 ABCタンパク質全般における構造・機能解析の現状と課題(担当:小段) 第15回 フィードバック 第1回から第14回までの講義に関して順番を入れ替える場合があります。 |
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Evaluation Methods and Policy |
レポート試験の成績(80%) 平常点評価(20%) 平常点評価には、授業への参加状況を含む。 評価基準及び方針については、当該年度農学研究科学修要覧記載の[評価基準及び方針]による。 |
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Course Requirements | タンパク質に関する基礎的知識を習得していること。 | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 講義内容の理解には、生化学、生物物理学などの基礎的な知識が必要となる。 |