Seminar in Marine Microbiology

Numbering Code U-AGR01 4A513 SJ81 Year/Term 2022 ・ Year-round
Number of Credits 2 Course Type Seminar
Target Year 4th year students Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.3
Instructor name YOSHIDA TAKASHI (Graduate School of Agriculture Professor)
KAMIKAWA RYOUMA (Graduate School of Agriculture Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 海洋や湖沼に生息する微生物(細菌、古細菌、微細藻、原生動物など)やウイルスの分類、生態、生活史、生理・生化学、分子生物学や応用科学に関する内外の学術論文を精読してその内容を簡潔に発表し論議することにより、最新の研究動向を把握するとともに論文の読解力ならびに発表能力を養う。
Course Goals 水圏微生物について、分類、生理・生態、代謝やゲノム特性等に関して重要な原著論文や総説等を検索して選択し、迅速かつ正確に理解した上で、簡潔にまとめて説明・発表や議論ができるようになる。またそのために必要な知識と能力を習得する。
Schedule and Contents ◎学術論文の紹介・発表・討論
 次の各テーマに関する最新の原著論文を熟読して、レジュメを作成してプレゼンテーションを行い討論する。
14週にわたり各テーマについて1~2週かけ討論する。
1.海洋や湖沼環境の微生物群集構造
2.熱水・海洋環境に生息する新規微生物の探索
3.熱水・海洋環境微生物の最新研究手法
4.水圏微生物のゲノミックス
5.超好熱菌に由来する極限酵素の開発研究
6.ウイルス-微生物の生態学的相互作用
7.ウイルスによる微生物のゲノム進化
8.微生物ウイルスの宿主乗っ取り機構

フィードバック時間に学生を招集して復習するとともに、受けた質問に回答する。
Evaluation Methods and Policy 出席回数ならびに発表・質疑のレベルと討論への参加状況やその質的要素等を総合的に勘案して絶対評価を行う。
評価方法:平常点評価(30点) 発表とそれに対する質疑応答の評価(70点) 
  平常点評価には、出席状況と他者の発表に対する質疑・討議の評価を含む。
評価基準:評価基準及び方針については、当該年度農学部学生便覧記載の[評価基準及び方針]による。
 
Course Requirements 微生物学に関する単位を履修していることが望ましいが、必須ではない。
Study outside of Class (preparation and review) 演習前に配布されるレジュメや必要ならば当該文献や参考資料等を読んだり調べて十分な予習を行うこと。また適宜復習を行うとともに、演習の最終回に正確に答えられなかった質問や討議の際に出た新たな問題等について、回答するために準備をしておくこと。
Related URL http://ocw.kyoto-u.ac.jp/faculty-of-agriculture-jp/2011/department-01/5299001/lecturenote
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