Seminar in Marine Bioresources Science

Numbering Code U-AGR01 4A512 SJ81 Year/Term 2022 ・ Year-round
Number of Credits 2 Course Type Seminar
Target Year 4th year students Target Student
Language Japanese Day/Period Tue.4・5
Instructor name TAGAWA MASATOMO (Graduate School of Agriculture Associate Professor)
NAKAYAMA KOUJI (Graduate School of Agriculture Assistant Professor)
Outline and Purpose of the Course 海洋資源生物とそれらに直接・間接に関係のある海洋動物,特に魚類を中心に,その個体発生や系統発生に関わる形態・生理・生態・分類・進化などの研究の到達点や研究手法を欧文論文を通して学び,併せて人為的活動が海洋資源生物に及ぼす様々なインパクトについても論議する.また,研究計画や研究成果のまとめ方等を学ぶ.
なお,授業のうち数回は,他研究室と合同の演習とする場合がある.
Course Goals 魚類および海洋に関する論文を正しく批判的に読解する能力を身につける.また,それに基づいて,自分の研究を論理的に組み立て,結果から結論を論理的に導く能力へと発展させる.科学論文の書き方,結果の示し方,統計処理,および,スライドを用いたプレゼンテーションの能力を身につける.
Schedule and Contents 第1回(田川・中山) イントロダクション
海洋生物資源学演習の到達目標と,目標を達成するために受講者が行うべきことについて説明する.授業の進め方と準備・発表の方法を周知する.各受講者の発表担当日を決定する.

第2-28回(田川・中山) 研究計画に関する論議,研究成果に関する論議,海洋生物に関する科学論文の紹介発表と論議
下記内容について,それぞれ2回~22回の授業を行う.
・研究計画に関する論議
各人の研究課題について,目的・計画・手法を提供し合い,それらを素材として研究の進め方に理解を深める.
・研究成果に関する論議
各人の研究課題について,目的・計画・手法・成果・今後の展開方向を提供し合い,それらを素材として研究の進め方に理解を深める.
・海洋生物に関する科学論文の紹介発表と論議
海洋生物の個体発生,内分泌,生態,系統分類,集団遺伝学などに関する欧文科学論文を担当者が要約紹介し,その分野の基本視点,研究動向,研究手法を学ぶとともに,内容について全参加者で論議を行う.

第29回(田川・中山) 課題研究口頭発表
課題研究の成果について,学会発表形式で口頭発表を行う.その内容について,全参加者で論議を行う.

第30回 フィードバック(田川・中山):演習で取り上げられた課題についての質問を常時受け付け,積極的に議論に応じる
Evaluation Methods and Policy 平常点(20%)・発表(40%)および受講中の討議(40%)等により総合的に評価する.評価は合格,不合格の2段階評価とする.評価基準及び方針については、当該年度の農学部学生便覧記載の「評価基準及び方針」による.
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 前日5時までに配付資料がメールで送付される.また論文紹介の際は前週末までに紹介論文が示される.演習で積極的に発言・質疑応答が出来るように,それらを時間をかけて読み込み,十分に理解しておくこと.
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