Plant Production Systems II

Numbering Code U-AGR01 3A245 LJ78 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year 3rd year students Target Student
Language Japanese Day/Period Fri.4
Instructor name INOUE HIROMO (Graduate School of Agriculture Senior Lecturer)
Outline and Purpose of the Course 環境との調和性を考慮した地域農業を実現するための多面的な研究領域を「栽培システム学」と定義し、農業の持続的発展の基礎となる諸理論についての知識を深めることを目的とする。先人たちがこれまで開発してきた作物生産に関する技術について概説するとともに、作物生産を評価するうえで必要となる考え方や手法について学ぶ。
有限である生産資源に対して、先人たちが取り組んできた農業生産技術を再評価すると共に、それに加えて環境との調和と農業の生産性向上という二律背反な課題を解決するための学際的基礎知識の習得を目指す。
Course Goals 学んだ理論と生産現場との関連性について理解するとともに、将来、技術者倫理の問題に直面した際に、正しい倫理判断がとれるようになるための基礎知識を習得する。
Schedule and Contents 以下の各項目について講義する。各項目には、受講者の理解の程度を確認しながら、項目あたり1~3回の授業(総授業回数15回)を充てる。各項目の講義の順序は、固定されたものではなく、受講者の背景や理解の状況に応じて、変更される。
1. 成長解析
2. 生物的窒素固定とその利用
3. イネにおける生物的窒素固定
4. 品種育成からみたわが国イネ栽培の現状と課題
5. 緑の革命の功罪
6. 短期栽培イネの特徴とその利用
7. 生産性向上のための土地利用
8. 田畑輪換は食糧生産性の向上に寄与するか
9. リモートセンシングによる生育量予測
10. 空間変動解析
11. 多変量解析のはなし
12. 中国内陸部における農業

フィードバック:フィードバック期間に、研究室(農学部総合館または木津農場)で質問に回答する。
Evaluation Methods and Policy 【評価方法】
試験の成績(50%) 平常点評価(50%)
平常点評価とは、授業の出席状況、討論への参加の程度および2~3回の授業ごとに課す小レポートの成績である。
【評価基準】
レポートおよび討論への参加については、到達目標の方針に基づき評価する。レポートでは、独自の工夫が見られるものについては、高い点を与える。評価基準および方針については、当該年度農学部学生便覧記載の[評価基準及び方針]による。
Course Requirements 高校の生物 1b、2
Study outside of Class (preparation and review) 講義資料を事前に配布するので目を通しておくこと。
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