憲法理論演習[Seminar on Constitutional Theory]
Numbering Code | P-LAW2087200SJ41 | Year/Term | 2022 ・ 後期 |
---|---|---|---|
Number of Credits | Course Type | 演習形式。報告者にテーマについての詳細な検討が求められるのは当然であるが、その他の参加者にも、毎回、綿密な予習と議論への積極的な参加が求められる。なお、10 名程度を上限とする人数制限を行う。 | |
Target Year | 3 | Target Student | |
Language | Day/Period | 金2 | |
Instructor name | 毛利 透 | ||
Outline and Purpose of the Course | この科目は、①憲法学説について、より体系的で深い考察を行うとともに、②我が国の憲法判例について、比較法的な視点を踏まえて、より理論的に分析する手法を学ぶことを目指すものである。具体的には、近時、憲法学において注目されている学説を取り上げて考察を行う。次いで、最近の主要な憲法判例について、関連する学説等を踏まえて、理論的な検討を行う。 | ||
Course Goals |
(1) 憲法の学術論文を精読し、論評する能力を習得する。 (2) 憲法判例について学問的観点から批判的に分析を加えることができる。 (3) 質疑応答を通じて法律的な議論を行う能力を身に付ける。 |
||
Schedule and Contents |
毎回、担当者の個人報告とそれに対する質疑を行う。報告テーマについては、参加者の希望を優先するので、下記の授業進行はあくまでも当初の予定である。 第1回~第7回 憲法学の学術論文を読む 近時の憲法学の学術論文を選んで講読する。 第8回~第14回 最近の憲法判例の理論的検討 近年の最高裁判所の憲法判例から選んで検討を行う。事実や先例を踏まえて判例を正確に理解することを基本とした上で、理論的・原理的な問題を抽出して、学問的な視点から分析する。 |