労働法理論演習[Seminar on Labor Law Theory]

Numbering Code P-LAW2087080SJ41 Year/Term 2022 ・ 後期
Number of Credits Course Type 演習形式。受講者は、割り当てられた裁判例について、過去の同種の裁判例や学説の議論状況を調べ、それを踏まえて理論的検討を加える。原則として、1回の授業において1つの裁判例を扱う。人数制限を行う(10名)。
Target Year 3 Target Student
Language Day/Period 金2
Instructor name 島田 裕子
Outline and Purpose of the Course 本授業は、将来、労働法の理論研究を続けたいと希望する者を対象としたものである。授業は最新の裁判例や論文を素材とし、それに対する理論的分析を行うことを内容とする。対象とする裁判例や論文は、労働法の中心的な領域にとどまらず、雇用保障法に関連する部分、民法上の請負や委任と交錯する領域、社会保障法と関連する部分などにも及ぶ。
Course Goals 労働事件の裁判例や論文について、従来の判例や学説における位置づけを理解するとともに、その理論的問題点について検討する能力の獲得を目標とする。
Schedule and Contents 第1回 判例研究の方法
裁判例や論文を分析するにあたっての基本的方法や留意点について説明を行う。
第2回目?第14回は、以下のテーマのそれぞれに関して、2~3回程度に分けて検討を行う。
・労働契約の終了をめぐる裁判例・論文
・個別法的手段による労働条件の変更をめぐる裁判例・論文
・集団法的手段による労働条件の変更をめぐる裁判例・論文
・企業再編に関連する裁判例・論文
・派遣・下請労働に関連する裁判例・論文
・労働組合法関連の裁判例・論文
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