国際私法理論演習[Seminar on Private International Law Theory]
Numbering Code | P-LAW2087060SJ41 | Year/Term | 2022 ・ 後期 |
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Number of Credits | Course Type |
演習形式。 第2回からは、担当者の報告に基づいて全員で議論する。 なお、人数制限を行う(10名程度)。 |
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Target Year | 3 | Target Student | |
Language | Day/Period | 月3 | |
Instructor name | 中西 康 | ||
Outline and Purpose of the Course |
国際私法の主要テーマについて理論的検討を行う。 すなわち、わが国及び諸外国で、渉外的法律関係に関して立法や裁判例など生じている様々な現象を、国際私法の観点から分析し、現象の表面には必ずしも現れていない枠組による説明を試みて検証するトレーニングを行う。 また、そのような分析の前提として必要な、国際私法の基礎理論を学ぶ。 本科目は、国際私法の理論研究に関心のある者を対象としており、法政理論専攻との共通科目である。研究者をめざす者のほか、実務家となっても理論的関心を維持したいと希望する者も歓迎する。 |
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Course Goals | 上記「授業内容」記載の各項目について理解・修得し、上記「概要」記載の成果を得ることである。 | ||
Schedule and Contents |
第1回:導入。報告テーマの選定と報告方法の確認。 第2-14回: 次の2つのやり方で進める。いずれも担当者の報告に基づき、全員で議論する。 (1)最近の重要裁判例を元にして、国際私法(準拠法総論、財産法、家族法、国際民事手続法)についてのわが国の判例・学説を検討する。第1回授業で候補裁判例を示す。 (2)設定したテーマに関する日本、ヨーロッパ、アメリカの考え方を比較検討して、我が国の国際私法の比較法的位置付けについて考える。これについては、テーマについて簡潔にまとめている平易な英語文献を講読する。 |