労働法事例演習[Seminar on Labor Law]

Numbering Code P-LAW2076500SJ41 Year/Term 2022 ・ 後期
Number of Credits Course Type 演習形式
各回ごとに事前に配布する事例について、各人において検討しておき、議論(質疑応答)する。
なお、人数制限を行う(1クラス30名程度)。
Target Year 3 Target Student
Language Day/Period 木3
Instructor name 吉田 肇
Outline and Purpose of the Course 労働法の基礎知識を習得していることを前提として、現実に生起する様々な労働紛争を解決していくために必要な実務家としての能力を、「ゼミ」形式において、各紛争類型ごとの典型的な具体的事例を題材として、習得することをめざす。
Course Goals 上記「授業内容」記載の各項目について理解・修得し、上記「概要」記載の成果を得ることである。
Schedule and Contents 第1講 労使紛争の特徴と弁護士の役割、各種労使紛争解決システムの概要と選択、労使紛争における相談の在り方と必要な事前準備、労働訴訟における要件事実と主張・立証責任
第2講ないし第13講 事前に配布する具体的事例を分析検討し議論する。
第2講ないし第13講の予定テーマは以下のとおりであるが、順番は随時変更する。
第2講 労働契約の成立、内定取消をめぐる労使紛争の相談および訴訟における主張・立証活動
第3講 職種変更、配転をめぐる労使紛争の相談および訴訟における主張・立証活動
第4講 出向、転籍をめぐる労使紛争の相談および訴訟における主張・立証活動
第5講 賃金、退職金をめぐる労使紛争の相談および訴訟における主張・立証活動
第6講 リストラを理由とする労働条件変更をめぐる労使紛争の相談および訴訟における主張・立証活動
第7講 雇用差別をめぐる労使紛争の相談および訴訟における主張・立証活動
第8講 思想・信条、組合活動を理由とする差別をめぐる労使紛争の相談および労働訴訟、労働委員会における主張・立証活動
第9講 解雇、雇止めをめぐる労使紛争の相談および訴訟における主張・立証活動
第10講 整理解雇をめぐる労使紛争の相談および訴訟における主張・立証活動
第11講 組合活動・争議行為をめぐる労使紛争の相談および労働訴訟・労働委員会における活動
第12講 不当労働行為事件についての労働委員会および行政訴訟における主張・立証活動
第13講 その他の労使紛争における相談および訴訟等における主張・立証活動
第14講 近時の重要判例の解説および労働事件における労働者側弁護士・使用者側弁護士の役割と活動の在り方
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