ファイナンスの法と理論[Law and Theory of Financial Transactions]
Numbering Code | P-LAW2076240SJ41 | Year/Term | 2022 ・ 後期 |
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Number of Credits | Course Type |
演習形式。一部講義と双方向の併用。なお、原則、毎土曜日、武井と有吉が交互に2回連続の講義(双方向併用)を受け持つ。 毎回、受講生との間で議論を進めることにより、問題点の理解及び解決の方向を浮き彫りにしたい。また、学生に事前に検討課題を与え、あらかじめ定められた者なりグループがその点に関するレポートを作成して議論のたたき台とする。講師からの一方通行の講義ではなく、このような形で議論を進めることにより、①卒業を控えた法科大学院の3年生として、会社法等について身につけておくことが必要な基礎的理解(条文の基本構造への理解を含む)を改めて得ておくこと、②法律実務に関連する問題点を深く考察することが出来る法律家としての素養を培うことを目的とする。 なお、人数制限を行う(30名程度)。 |
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Target Year | 3 | Target Student | |
Language | Day/Period | 土3 土4 | |
Instructor name | 武井 一浩・有吉 尚哉 | ||
Outline and Purpose of the Course | ファイナンスと法の実務を諸ケースから紹介しつつ、会社法の基礎が理解できる講義を行う。 | ||
Course Goals | 上記「授業内容」記載の各項目について理解・修得し、上記「概要」記載の成果を得ることである。 | ||
Schedule and Contents |
会社法を中心とした企業法の実務的事項について取り上げる。 それを通じて、会社法について学生に求められる基礎的な理解を改めて確認する。 1.~8. (武井担当) ・前提としての会社法の基礎 ・事例問題から学ぶべき点 ・ファイナンスの発展系である組織再編関連について ※初回の授業時に受講者と相談して各回のテーマと報告担当者を決める。 9.~14.(有吉担当) ・ファイナンスのための法的ツール(株式、社債・CB、ローンなど) ・資産を活用したファイナンス(担保法制、証券化) ・エクイティ・ファイナンス(公募、ライツ・オファリング、第三者割当て) ・FinTech 武井担当と有吉担当は実際には交互に行う。 |