国際人権法[International Human Rights Law]
Numbering Code | P-LAW2065310LJ41 | Year/Term | 2022 ・ 前期 |
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Number of Credits | Course Type | 講義形式を基本としつつ、関連する国内外の裁判例や事例を取り上げて、受講者との双方向・多方向での議論を行い、国際人権法の内容とその背景にある考え方についての理解を深める。 | |
Target Year | 2・3 | Target Student | |
Language | Day/Period | 金1 | |
Instructor name | 酒井 啓亘 | ||
Outline and Purpose of the Course | 国際人権法は、日本における実務活動においても日常的に用いられるようになってきた国際法分野である。憲法で学んだ人権論を基礎としつつ、それと異なる人権保障制度がどのような背景の下でどのような内容を伴って成立しており、それが実務の場でどのように用いられるのかを学ぶ。国際人権法の内容とその適用状況を把握するとともに、その背景にある考え方を考察することが本講義の目的である。 | ||
Course Goals | 上記「授業内容」記載の各項目についてその内容を具体的に説明できるように理解して、上記「概要」記載の成果を得ることである。 | ||
Schedule and Contents |
1.国際人権法の成立経緯・射程・法源 2.各種人権条約の概要 3.国際人権法の国内的実施 4.国際人権法の国際的実施 5.「管轄」下にある人の人権を保障する国の責任 6.人種・国籍に基づく差別 7.表現の自由とヘイトスピーチ 8.ジェンダーに基づく差別 9.少数者の権利 10.刑事裁判における通訳 11.法廷においてメモをとる権利 12.犯罪人引渡と拷問等からの保護 13.退去要請と難民該当性 14.ビジネスと人権 |