西洋法史[European Legal History]
Numbering Code | P-LAW2054240LJ41 | Year/Term | 2022 ・ 前期 |
---|---|---|---|
Number of Credits | Course Type |
講義形式 但し、理解度を確認する質疑を適宜行う予定である。 |
|
Target Year | 1・2・3 | Target Student | |
Language | Day/Period | 水4 | |
Instructor name | 佐藤 団 | ||
Outline and Purpose of the Course | 現行法の深い理解にとっては、その史的考察もまた有益である。明治以来、法や学説の受容を通じて日本の法制度は継続的に西洋の影響を受けてきた。したがって、日本の現行法を歴史的に理解しようとするなら、西洋の法制度の歴史を考察することも重要な意味を持つ。その西洋の法制度を貫く伝統はローマ法にある。本講はこのローマ法を中心に据えつつ西洋法の歩みを可能な限り通史的に追う。そのさい、各時代の法の担い手にも着目する。 | ||
Course Goals | 現代日本法の背景にある、ローマ法を中心とする西洋の法の通史的な流れを理解することを目標とする。 | ||
Schedule and Contents |
1.はじめに 2.ローマ法と法典編纂 3.中世のローマ法 4.大学の誕生 5.教会とローマ法 6.法の学問的展開 7.法の継受 8.継受後の展開 9.自然法と法典編纂 10.法典論争 11.法学の再編 12.民法典の編纂 13.私法学からの展開 14.おわりに |