法解釈の方法[Perspectives on Law]

Numbering Code P-LAW2054120LJ41 Year/Term 2022 ・ 後期
Number of Credits Course Type 講義形式
Target Year 1・2・3 Target Student
Language Day/Period 金3
Instructor name 船越 資晶
Outline and Purpose of the Course 法解釈方法論の到達点のひとつ批判法学(ポストモダン法学)の観点から、法的思考様式の史的展開について概観する。さらに、時間の許すかぎり、現代の法的思考様式が拠って立つ地平はどのようなものかについても検討してみたい。本授業の目的は、オーソドックスな法解釈実践を相対化することのできる視点を受講者に獲得してもらうことにある。
Course Goals 上記「授業内容」記載の各項目について、その内容を具体的に説明できるように理解して、上記「概要」記載の成果を得ることである。
Schedule and Contents 1.序論
本授業のパースペクティブについて概説する。
2.グランド・スタイル(前古典派)
グランド・スタイルの法解釈方法論について概説する。
3.フォーマリズム(古典派)
フォーマリズムの法解釈方法論について概説する。
4.社会学的法学(社会派)
社会学的法学の法解釈方法論について概説する。
5.プラグマティズム法学
プラグマティズム法学の法解釈方法論について概説する。
6.リアリズム法学(1)
科学的リアリズムについて概説する。
7.リアリズム法学(2)
批判的リアリズムについて概説する。
8.プロセス法学(プレ現代派)
プロセス法学の法解釈方法論について概説する。
9.現代法実証主義(新古典派)
現代法実証主義の法解釈方法論について概説する。
10.解釈主義(新社会派)(1)
解釈主義の法解釈方法論について概説する。
11.解釈主義(新社会派)(2)
同上。
12.批判法学(現代派)(1)
批判法学の法解釈方法論について概説する。
13.批判法学(現代派)(2)
同上。
14.結論
現代の法的思考様式が拠って立つ地平について検討する。
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