刑事弁護実務演習[Seminar on Lawyering (Criminal Defense)]
Numbering Code | P-LAW2073080SJ41 | Year/Term | 2022 ・ 前期 |
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Number of Credits | Course Type |
演習形式 履修者は25名まで。 |
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Target Year | 3 | Target Student | |
Language | Day/Period | 土3 土4 | |
Instructor name | 石川 亮祐・川崎 拓也 | ||
Outline and Purpose of the Course |
模擬教材を通じ、手続と事実が重視される刑事弁護の実際を模擬体験し、実務の基本を学ぶ。 前半は、捜査弁護、公判弁護の基礎を刑事手続の流れに沿って学習する。取調べの録音録画、公判前整理手続の実際の弁護活動、証拠法の実務への反映(特に伝聞法則の「駆使」)についても取りあげる。 後半は、裁判員裁判を念頭に置き、ケースセオリー(≒弁護方針)構築の後、尋問技術、冒頭陳述・弁論などの法廷弁護活動について、履修者の実演と講評を繰り返すことで実践的な技術を学ぶ。 |
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Course Goals |
・刑事手続全体を理解し、被疑者・被告人の権利・利益を最大限擁護するための視点と技術を身につける。 ・既知の理論が実務でどのように用いられているのかを理解する。 |
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Schedule and Contents |
ナンバリング(1~7)は隔週授業の各回(2コマ連続)に対応するが、予定の変更があり得る。 1. ①被疑者との接見 -模擬接見を通じて学ぶ理論と技術 ②捜査弁護概論 ③身体拘束からの解放活動 2. ①通常公判の準備と流れ(起訴から判決後のフォローまで) ②不任意自白と取調べの録音録画 ③公判前整理手続1-概論 3. ①実務における証拠法と伝聞法則をめぐる当事者の活動 ②ブレインストーミングとケースセオリーの構築 4. ①公判前整理手続2-実践(起訴後の打合せ期日~整理手続終了まで) ②冒頭陳述 講義 ③主尋問 講義 5. ①冒頭陳述 実演 ②主尋問 実演 ③反対尋問 講義 6. ①反対尋問 実演 ②弁論 講義 7. ①弁論 実演 ②ラップアップ 冒頭陳述以下は、いずれも、2人一組で実演を行う |