エレベータのブザーは鳴るか―大学生のための統計学入門

1-4 偏差値と標準化 田中 司朗(医学研究科 特定教授)

平成30年度開講の「臨床統計家育成コース」からの公開講義です。
本コースは、大学院医学研究科社会健康医学系専攻に設置された2年制の専門職学位課程です。データサイエンスや統計学に関心のある方を、医学知識の有無を問わず歓迎します。
授業の特色
データサイエンスが注目される中、高校で数学B「確率分布と統計的な推測」を履修していないことが、大学教育の大きな課題となっています。本講義では京都大学医学研究科教授 田中司朗氏が「統計で容疑を晴らす」、「エレベータのブザーは鳴るか」、「地球の大きさを測る」といったストーリーを基に、平均、分散、標準偏差、回帰直線の計算を中心に、記述統計学の基本を解説します。これは、数学I「データの分析」をカバーしており、数学B「確率分布と統計的な推測」の一部を含みます。

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