環境形成基礎論
第7回目
3-3 日本における領主的土地所有の時代
- 時代の始まり
兵農分離:豊臣秀吉の刀狩り
領地の確定:太閤検地(1582-98)
藩制村は惣村(自然発生的)を支配体制に組み込んだもの
- 制度的な確立
- 江戸時代をどう考えるか
生産力は高くなかったが安定的な社会
個人の創意工夫が生かされる余地はきわめて少ない…停滞的
経済的な遅れ…資本主義後発国
時代の末期
末期にはすでに商品経済化
農民の階層分化も始まっていた
ただし明治維新の時点で小作地の割合は2割
時代の終わり
田畑勝手作りの禁が解除(M4)
田畑永代売買の禁が解除(M5)
→地券の発行…個人の所有が確定
地租改正(M7)
…地価に対して100分の3の金納
地価は4公6民になるよう決められた
江戸時代と大差ない
物価の上昇により地租の負担は徐々に小さくなる
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第7回目目次
第7回目表紙
作成日:2004年11月24日
修正日:2004年11月24日
制作者:柏 久