環境形成基礎論
第4回目
5-3 飼料需給安定法
- 飼料価格の安定化
1955年に飼料の売買は自由になった(それまでは統制経済)
→飼料の価格は乱高下…投機的様相(品不足の中)
- 飼料需給安定法(1953年)
畜産の振興のために飼料の安定を図る
「政府が輸入飼料の買取り、保管売渡しを行うことにより、飼料の需給、及び価格の安定を図り、もって畜産の振興に寄与する」
民間で取り扱えない麦類が中心
ふすまの専管工場(58年)、増産工場(59年)
今日では、民間の輸入量があまりに大きくなったため、効果が縮小
しかし、戦後の畜産振興に果たした役割は非常に大きい
- 自ら飼料輸入量を増大させる結果
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第4回目表紙
作成日:2004年10月21日
修正日:2004年10月21日
制作者:柏 久