中央銀行と金融市場
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科目ナンバリング |
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開講年度・開講期 | 2020・後期 |
単位数 | 2 単位 |
授業形態 | 講義 |
配当学年 | 1回生推奨 |
対象学生 | 大学院生 |
使用言語 | 日本語 |
曜時限 | 水3 |
教員 |
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授業の概要・目的 | 金融市場の構造、金融システムを構成する金融機関の現状と課題等、現代の金融をめぐる幅広い話題について解説する。 |
到達目標 | 現代の金融システムの全体像への理解を通じて、金融を巡る様々な事象を実務的に分析するための基礎を獲得することを到達目標とする。 |
授業計画と内容 | 概ね、以下の内容を各回の授業ごとに取り上げる予定。ただしトピックスの内容については受講者の予備知識・関心および各国金融市場の現場で発生しているカレントな問題状況などに応じて必要な内容および順序の変更を行う。 §1.序論(「円」の起源、日本銀行の法的性格) §2.中央銀行の機能と業務 §3.銀行制度と金融市場 §4.わが国の金融メカニズムの歴史的変遷 §5.銀行貸出市場の構造と特徴 §6.銀行貸出における新しい動き §7.証券市場の構造と特徴 §8.資産価格バブルの発生と崩壊 §9.リーマンショックの衝撃 §10.国際金融規制の強化 §11.情報技術革新と金融 §12.キャッシュレス化を巡る動き §13.暗号資産(仮想通貨)とデジタル通貨を巡る動き §14.決済システムとシステミック・リスクへの対応 §15.金融当局と金融市場のかかわりにおける今後の課題 14回分の授業終了後に、適宜の方法で「§15.金融当局と金融市場のかかわりにおける今後の課題」について説明し、また講師からのフィードバックを実施する。 |
成績評価の方法・観点 | 主に筆記試験による。 |
履修要件 | 本講義は受講者の特別な予備知識を履修要件としない。ただし、受講者は、開講時に配布する「予備知識・関心事項についての事前アンケート」を必ず提出すること。 |
授業外学習(予習・復習)等 | ハンドアウトをもとに授業内容を再確認し、授業で詳細を論じきれなかった発展的課題についても理解すること。必要に応じて関連文献・ハンドアウトで言及されている資料(インターネットからアクセスできるものを優先している)を確認し理解を深めることが望ましい。 |
教科書 |
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参考書等 |
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関連URL |
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