Analytical Chemistry II (Advanced Chemistry)

Numbering Code U-ENG27 37431 LJ60 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Tue.2
Instructor name ABE TAKESHI (Graduate School of Engineering Professor)
KAJI HIRONORI (Institute for Chemical Research Professor)
NISHI NAOYA (Graduate School of Engineering Associate Professor)
TAKAMIYA KOUICHI (Institute for Integrated Radiation and Nuclear Science Associate Professor)
TAMURA TOMONORI (Graduate School of Engineering Senior Lecturer)
NAKAO AKITO (Graduate School of Engineering Assistant Professor)
Outline and Purpose of the Course この講義では, 機器分析化学の入門として、クロマトグラフィー、分光分析法、電気化学分析法、質量分析法、核磁気共鳴法について解説する。
Course Goals 化学において欠かすことができない分離・分析の手法を、その原理に重点を置いて理解する。
Schedule and Contents クロマトグラフィー,3回
初めに分離の基本である物質の異なる2相への分配過程についてくわしく解説し、それをベースに、ガスクロマトグラフィー、液体クロマトグラフィー、およびその他の関連する分離技術の理論的基礎と実際にについて、くわしく講述する。(担当: 中尾)

スペクトロスコピー,4回
分光学は物質の同定や定量においてひじょうに重要な分析手法である。最初に、分光学の基礎と分光機器の構造を含む測定原理について解説し、つづいて原子スペクトル分光法をくわしく講述する。さらに、その他の分光学のエッセンスを紹介する。(担当: 西・高宮)

電気分析化学,3回
分析化学Iで習得した電気分析化学測定に必要な基礎事項を復習したあと、電位測定法(ポテンショメトリー)、電量測定法(クーロメトリー)、電流電圧測定法(ボルタンメトリー)の原理、考え方、測定法を解説する。ガラス電極によるpH測定や化学センサーなど、応用についても紹介する。(担当: 安部)

質量分析法,2回
イオン化法,質量分析計器の原理,有機低分子やタンパク質のマススペクトルの例を紹介する。(担当: 田村)

核磁気共鳴法,2回
核磁気共鳴現象の基本原理を概説し、主にスピンと磁場との相互作用、スピン間の相互作用、緩和現象について述べる。また、動的核偏極に関しても少し述べる。(担当: 梶)

学習到達度の確認,1回
レポート問題に対する解答および解説を行い、学習到達度を確認する。
Evaluation Methods and Policy 期末試験の成績を基本とするが、平常点およびレポートを考慮することがある。
Course Requirements 分析化学I(工業基礎化学), 基礎物理化学A,B
Study outside of Class (preparation and review) 教科書・参考書等を読み、講義で学ぶことを事前に把握するとともに、講義中に十分理解できなかった箇所の理解に努める。
Textbooks Textbooks/References Quantitative Chemical Analysis, Daniel C. Harris, (W. H. Freeman), ISBN:9781464135385, 9th-ed.
References, etc. 分析化学I 〔原書第6版〕, クリスチャン, (丸善), ISBN:9784621075555
分析化学II 〔原書第6版〕, Gary D. Christian, (丸善), ISBN:9784621075555
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