Experiment on Geotectonics I

Numbering Code U-SCI00 33536 EJ58 Year/Term 2022 ・ Intensive, Second semester
Number of Credits 1 Course Type Practical training
Target Year 3rd year students or above Target Student
Language Japanese Day/Period Intensive
Instructor name TAGAMI TAKAHIRO (Graduate School of Science Professor)
TSUTSUMI AKITO (Graduate School of Science Associate Professor)
WATANABE YUMIKO (Graduate School of Science Assistant Professor)
Outline and Purpose of the Course 地球史的な時間スケールにおける地球変動解析に必要な放射年代学と同位体化学の基本として,地球科学的試料の化学分析の基礎について実習を行う。また、固体地球変動の素過程である岩石の変形について,変形微細構造の観察法や高圧変形実験の手法を習得することを目的とした実習を行う。
Course Goals 地球科学的試料(主として水)の化学分析法,および岩石変形微細構造の観察法,岩石三軸変形実験法について基礎的内容を理解・習得する。
Schedule and Contents この実験科目は後期前半8週の水曜日3、4時限に理6-503地鉱実習室にて実施する

天然水の採取と化学分析法,変形微細組織観察,岩石高圧変形実験についての実習を行う。
授業の計画:次の2つのトピックについて,履修する学生の人数や過去の講義・実習の履修状況などに応じて,それぞれ3~5回ずつ実習をおこなう予定である。
(1) 水の化学分析:大文字山の麓の湧水をサンプリングし,それらの主要成分と水素・酸素同位体比を化学分析する。京都の他地点の湧水も分析を合わせて行い,化学成分の比較を試みる。(渡邊/田上)
(2) 変形微細構造観察,高圧変形実験:天然の岩石や変形実験後の岩石中に発達する変形微細構造の観察・記載を行う(顕微鏡実習)。三軸変形試験機を用いた高圧変形実験を行い,力学データの解析や変形構造の観察を行う。(堤)
Course Requirements グローバルテクトニクス,地球惑星史基礎論,地質科学内部プロセス基礎論,地質科学表層プロセス基礎論,地質惑星物質科学基礎論を履修していることが望ましい。また,地球テクトニクスⅠ,構造地質学,地質科学野外巡検ⅠBなどの講義,実習と合わせて履修することが望ましい。
Study outside of Class (preparation and review) 授業スケジュールの進行状況に応じ,レポート課題,参考文献など学習すべき内容を指示する.
References, etc. 必要に応じて参考資料を授業中に配布する。
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