Laboratory Work in Physics C4
Numbering Code | U-SCI00 33363 SJ56 | Year/Term | 2022 ・ Second semester |
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Number of Credits | 5 | Course Type | topics seminar |
Target Year | 3rd year students or above | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | Wed.3・4・5 |
Instructor name |
ICHIMOTO KIYOSHI (Graduate School of Science Professor) ASAI AYUMI (Graduate School of Science Associate Professor) NAGATA SHINICHI (Graduate School of Science Assistant Professor) |
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Outline and Purpose of the Course |
太陽の分光観測の演習を行う。花山天文台の太陽望遠鏡を用いて分光観測をおこない、スペクトルから天体の物理量を導出する手法の基礎を学ぶ。また,飛騨天文台で最新の装置を用いた観測をおこない、「ひので」衛星等のデータと合わせて解析し、太陽活動現象に関する理解を深める。 並行して太陽電磁流体物理学及び分光学に関する教科書の輪講を行う。 |
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Course Goals | 太陽スペクトルの実習観測を通して分光学の基礎を習得し、天体の物理情報を得るための方法論を理解する。得られたスペクトルデータの解析を通じて課題を自ら解決する能力を養う。 | ||
Schedule and Contents |
(1)スペクトルの形成論と宇宙電磁流体力学に関するテキストを輪読形式で学習発表する。 (2)花山天文台のシーロスタット望遠鏡にて太陽活動現象の分光観測手法、データ解析手法の基礎を学習する。 (3)飛騨天文台DST太陽望遠鏡にて、活動現象の分光・撮像観測を行い、また、同時に取得されている「ひので」等の衛星観測データも参照し、太陽観測の最先端を理解する。 (4)解析結果を、レポート・プレゼン資料にまとめる。 (1)と(2)は期間を通じて行う。(3)は11~12月の3日間を予定する。(4)は最後の2週を割り当てる。以上を計15週を用いておこなう。 |
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Course Requirements | 天文学概論と観測天文学、基礎宇宙物理学IおよびIIを履修していることが望ましい。また、太陽物理学もあわせて履修することを推奨する。 | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 輪読の発表に際してはテキストを予習し、参加メンバーにわかりやすく解説できるように準備をすること。 | ||
References, etc. |
Radiative Process in Astrophysics, Rybicki and Lightman 現代の天文学(太陽), 櫻井隆、他偏 総説 宇宙天気, 柴田一成、上出洋介 編 |