Advanced Quantum Mechanics 2
Numbering Code | U-SCI00 44216 LJ57 | Year/Term | 2022 ・ Second semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture |
Target Year | 4th year students or above | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | Tue.2 |
Instructor name | HASHIMOTO KOJI (Graduate School of Science Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course | 場の量子論の基礎、特に素粒子論的な観点について解説する。場の理論の基礎として、作用や対称性、ネーターの定理と対称性の破れを導入した後、可換/非可換ゲージ理論を解説する。ヒッグス機構、素粒子標準模型を解説する。その後、場の理論の非摂動的効果、特にソリトンの一般論やモノポール、高次元理論(ブレーン)について述べる。 | ||
Course Goals | 場の量子論の基礎的な概念を習得し、特にその素粒子論的な観点から、素粒子標準模型と場の理論の非摂動効果について学ぶ。 | ||
Schedule and Contents |
次の内容について講義を行う。ただし、進捗状況に応じて順序が入れ替わることもありうる。 ・場の理論の基礎【第1~3週】 場の作用 対称性とネーターの定理 場の真空と自発的対称性の破れ ・可換/非可換ゲージ理論【第4~6週】 U(1)ゲージ対称性と電磁気学 非可換ゲージ理論 ヒッグス機構 ・素粒子標準模型【第7~9週】 ワインバーグサラム模型、レプトンとクォーク ・場の理論の非摂動効果【第10~12週】 ソリトンの一般論、モノポール ・ブレーンと高次元場の理論【第13~15週】 |
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Course Requirements | 解析力学1・2、量子力学A・B・C、電磁気学A・Bを履修していることが望ましい。 | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 講義でカバーできるのは大筋だけなので、各自でじっくり考えて欲しい。 | ||
References, etc. |
ゲージ場の量子論I, II, 九後汰一郎, (培風館), ISBN:978-4563024239, 978-4563024246 An Introduction to Quantum Field Theory, M.E. Peskin and D.V. Schroeder, ( Addison Wesley), ISBN:978-0201503975 Topological Solitons, N.Manton and P.Sutcliffe, (Cambridge university press), ISBN: ISBN 978-0521040969 |