物理化学2(電気化学・界面化学)
Numbering Code | U-PHA00 2A102 LJ86 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | 2nd year students or above | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Wed.2 | |
Instructor name |
MATSUZAKI KATSUMI (Graduate School of Pharmaceutical Sciences Professor) YANO YOSHIAKI (Part-time Lecturer) |
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Outline and Purpose of the Course | 複雑な不均一界面系(微小粒子系を含む)・高分子の基本的性質と研究方法、電解質水溶液のイオン平衡とイオン輸送、ならびに、これらの生命科学や薬学への応用について講義する。 | |||
Course Goals |
(1)界面化学の基礎およびその薬学・生命科学との関連について説明できる。 (2)コロイド化学の基礎およびその薬学・生命科学との関連について説明できる。 (3)電解質水溶液のイオン平衡について説明できる。 (4)電解質水溶液のイオン輸送について説明できる。 (5)高分子化学の基礎およびその薬学・生命科学との関連について説明できる。 |
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Schedule and Contents |
(1)導入講義 (2)界面張力と界面エネルギー (3)吸着 (4)界面活性剤 (5)親水コロイドと疎水コロイド (6)疎水コロイドの安定性:DLVO理論 (7)コロイド粒子の光散乱 (8)コロイド粒子の大きさの測定 (9)電解質溶液の熱力学 (10)電解質溶液の電気伝導 (11)電気伝導と拡散 (12)高分子の特徴・化学構造 (13)高分子鎖のコンフォメーション・高分子溶液の性質 (14)生体高分子の性質 (15)高分子の力学的性質 (レオロジー) |
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Evaluation Methods and Policy | 課題(40%)、定期試験(60%)で評価する。コロイド界面化学、高分子化学、電気化学およびそれらの薬学・生命科学との関連に関する基礎知識、および種々の数式のもつ意味を理解しているかが問われる。 | |||
Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | プリントを授業時に配布するので、予習は不要。授業後、数式を自分で追跡してみるとともに、参考書等で関連項目を復習しておくこと。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | プリント配付 | ||
References, etc. |
Innovated物理化学大義第2版, 青木・三輪, (京都廣川書店), ISBN:978-4-909197-00-9 生命薬学テキストシリーズ 物理化学 上, 桐野 豊 編, (共立出版), ISBN:4-320-05511-x コロイド科学 I.基礎および分散・吸着, 日本化学会編, (東京化学同人), ISBN:4-8079-0435-3 ベーシック電気化学, 大堺利行, 加納健司, 桑畑進, (化学同人), ISBN:9784759808612 コロイド科学ー基礎と応用ー, 大島広行訳, (東京化学同人), ISBN:978-4-8079-0844-8 基礎高分子科学, 高分子学会編, (東京化学同人) |