生物化学6(生理化学)

Numbering Code U-PHA00 3A206 LJ86 Year/Term 2021 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year 3rd year students or above Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.2
Instructor name KATOH HIRONORI (Graduate School of Biostudies Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 生体は様々な環境の変化に対応し、自らの恒常性を維持している。生命体に必要な秩序の維持には、大きく細胞内恒常性と細胞外恒常性とがある。脊椎動物では、これら恒常性の維持に内分泌系と中枢神経系の2つが機能している。両者は、相互に深くかかわりあい、内分泌系はホルモンを神経系は神経伝達物質を分泌し、生理機能を調節している。本講義では、その基本概念とその分子機構を中心に概説する。
Course Goals 1.生体の恒常性の維持に関わる2つのシステム、内分泌系と神経系の体系を説明できる。
2.内分泌系と神経系に関わる情報伝達機構の概要を説明できる。
3.内分泌系と神経系における分子レベルでの情報伝達機構について説明できる。
4.内分泌系と神経系で役割を果たす情報伝達機構の特徴と差異について説明できる。
Schedule and Contents 1.情報伝達機構を概観する。
2.三量体G蛋白質を介した情報伝達機構について説明する。
3.低分子量G蛋白質を介した情報伝達機構について説明する。
4.チロシンキナーゼを介した情報伝達機構について説明する。
5.イオンチャネルを介した神経伝達機構について説明する。
6.神経回路形成の分子機構について説明する。
7.視覚情報の伝達機構について説明する。
8.嗅覚情報の伝達機構について説明する。
9.聴覚情報の伝達機構について説明する。
10.味覚情報の伝達機構について説明する。
11.神経可塑性と記憶形成の分子機構について説明する。
12.グルコース代謝に関わるホルモンの作用機構と糖尿病発症機構について説明する。
13.アミノ酸が関わるホルモンの作用機構について説明する。
14.カルシウムイオンのホメオスタシスに関わるホルモンの作用機構について説明する。
15.がん細胞特有の代謝とシグナル伝達について説明する。
Evaluation Methods and Policy 小テスト20%、定期試験80%の割合で評価する。小テストでは、講義内容のうち重要な語句について簡単な説明を求める。定期試験では、内分泌系と神経系における分子レベルでの情報伝達機構について概説できるか、またそれらの生理機能における役割について論述できるかが問われる。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 講義プリントの内容について疑問点等を整理しておくこと。また、各回、講義内容から知識を問う小テストを実施するので、知識の定着を図るために必ず復習を行うこと。
Textbooks Textbooks/References プリント配布
References, etc. Molecular Biology of the Cell, A. Johnson et al., (Garland Science)
Harper's Illustrated Biochemistry, V.W. Rodwell et al., (Mc Graw Hill Education)
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