8931012 Media and Culture Studies

Numbering Code U-LET37 38931 LJ36 Year/Term 2021 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type special lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Tue.4
Instructor name OKUNO KUMIKO (Part-time Lecturer)
Outline and Purpose of the Course 文学作品には、幸運にも作家直筆の原稿が揃って残されている場合がある。本講義では、文学作品を原稿で読むことで、その生成過程を研究する。文学作品を「読める」状態にするために必要なのは、本文校訂と注釈であるが、原稿の研究は本文校訂の基礎であるとともに、修正痕を調べ、草稿と見比べることで、生成過程を詳細に知ることができる。完成作品を読んでの鑑賞とは異なる、近代文学研究の面白さ、および、文学作品を後世に残すために必要な基礎研究の重要性を学び、身につけることを目的とする。
Course Goals ・近代文学研究の基礎を修得する。
・一般読者の目には触れない直筆稿、草稿類の研究により、作品をその成り立ちや背景に遡って考究することができるようになる。
・講義を聴き、要点をつかみ、疑問点を整理して問題を発見し、レポート作成を通じて自ら研究し成果をまとめる能力を修得する。
Schedule and Contents 第1回 ガイダンス
    授業内容と評価方法等について
第2回 芥川龍之介「鼻」の原稿
第3回 「鼻」精読(1)
第4回 「鼻」精読(2)典拠など
第5回 「鼻」草稿(1)
第6回 「鼻」草稿(2)・小レポート
第7回 芥川龍之介「山鴫」の原稿
第8回 「山鴫」精読(1)
第9回 「山鴫」精読(2)典拠など
第10回 「山鴫」草稿(1)
第11回 「山鴫」草稿(2)
第12回 「山鴫」と一高生のトルストイ受容・小レポート
第13回 谷崎潤一郎「異端者の悲しみ」の原稿
第14回 「異端者の悲しみ」精読(1)
第15回 「異端者の悲しみ」精読(2)・小レポート
    
    
Evaluation Methods and Policy 授業への参加姿勢(15点)、小レポート(15点)、期末レポート(70点)により評価する。
5回以上授業を欠席した場合は、単位を認めない。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) ・講義で扱う作品については、事前に下読みをしておくこと。(文庫本や、ネット上のテキストでも可)
・一作品を読み終わるごとに小レポートを課すので、毎回の授業での疑問点などを復習としてまとめておき、小レポートに反映させること。
Textbooks Textbooks/References プリントを配布する。
References, etc. 芥川龍之介資料集, 山梨県立文学館編, (山梨県立文学館、1993年), 図書館所蔵のものを参照すること。
PAGE TOP