1350001 Japanese Language and Literature

Numbering Code U-LET10 21350 LJ36 Year/Term 2021 ・ Year-round
Number of Credits 4 Course Type reading
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.3
Instructor name KOBAYASHI YUUICHI (Part-time Lecturer)
Outline and Purpose of the Course 『高倉院升遐記』は、源通親(1149-1202)の文学作品であり、高倉上皇(1161-81)の崩御から一周忌までの出来事を仮名文で記したものである。その文章は漢籍や仏典、先行の文学作品を踏まえた表現を交えつつ、重層的な文脈を形作っている。
 本授業では、写本を解読して、そこに注釈を加えつつ丁寧に読み解いていくことで、文献を研究するうえで基礎となる考え方や方法を学び、実践していく。また、当時の知識人が基盤とした知とはどのようなものであったのか、また、それらに基づいてどのような表現が行われているのかといった点についても、考察を深めていく。
Course Goals ・研究の基本となる、実証的な態度とはどのようなものかを考え、実践していく力を身につける。
・国語学国文学研究の工具書、データベースなどの使い方について学び、それらを有効に活用できるようになる。
・「くずし字」を正確に解読する力を身につける。
Schedule and Contents 【各授業の内容】
第1回 導入―ガイダンス
第2回 導入―模擬発表
第3回 導入―模擬発表の解説、振り返り
※以下の丁数は、東京国立博物館蔵本(梅沢記念館旧蔵)による
第4回 受講者による発表―50丁裏~51丁表
第5回 受講者による発表―51丁裏~52丁表
第6回 受講者による発表―52丁裏~53丁表
第7回 受講者による発表―53丁裏~54丁表
第8回 受講者による発表―54丁裏~55丁表
第9回 受講者による発表―55丁裏~56丁表
第10回 受講者による発表―56丁裏~57丁表
第11回 受講者による発表―57丁裏~58丁表
第12回 受講者による発表―58丁裏~59丁表
第13回 受講者による発表―59丁裏~60丁表
第14回 受講者による発表―60丁裏~61丁表
(試験)くずし字読解試験①
第15回 前期フィードバック

第16回 前期の振り返り
第17回 受講者による発表―61丁裏~62丁表
第18回 受講者による発表―62丁裏~63丁表
第19回 受講者による発表―63丁裏~64丁表
第20回 受講者による発表―64丁裏~65丁表
第21回 受講者による発表―65丁裏~66丁表
第22回 受講者による発表―66丁裏~67丁表
第23回 受講者による発表―67丁裏~68丁表
第24回 受講者による発表―68丁裏~69丁表
第25回 受講者による発表―69丁裏~70丁表
第26回 受講者による発表―70丁裏~71丁表
第27回 受講者による発表―71丁裏~72丁表
第28回 受講者による発表―72丁裏、24丁表
第29回 受講者による発表―24丁裏~25丁表
(試験)くずし字読解試験②
第30回 後期フィードバック
※受講者の人数や発表希望者の数により、導入の授業数を調整する可能性がある。

【授業内容の詳細】
・第1~3回:導入
授業の進め方や扱う作品の時代背景などを説明した後に、発表のデモンストレーションを行う。その後、発表方法について解説した上で、発表を行う順番と担当箇所を決定する。
・第4~30回:発表(演習)
毎回1~2人の受講者が発表し、それに基づき議論するという形で進める。
・各学期末にくずし字の解読試験を行い、フィードバックを行う。

【発表について】
・発表者は担当箇所の本文を翻刻したうえで、用例を挙げて語釈を付ける。さらに問題点を自ら見つけ出し、深く掘り下げて検討する。以上の内容を盛り込んだ発表資料を準備し、発表を行う。
・発表をうけて、受講者全員で議論・検討を行う。
・授業内に発表が回らなかった受講者は、学年末にレポートとして提出する。
Evaluation Methods and Policy 平常点(30点):授業中の発言や、授業後のコメントカードによる
各学期末の試験(20点):「くずし字」を正確に解読できるか確認する
発表・レポート(50点):内容の正確さ、ツールの活用、考察が練られているか等を評価する
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 発表者以外の受講者は、当該箇所を各自予習し、疑問点や問題点を洗い出した上で授業に臨むこと。授業中の積極的な発言を期待する。
Textbooks Textbooks/References プリントを授業中に配布する。
References, etc. 『くずし字解読辞典』(東京堂出版)等のくずし字の辞典を準備することが望ましい。その他については、授業中に適宜紹介する。
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