Intermediate French A F2108

Numbering Code U-LAS22 20001 SO48 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Seminar (Foreign language)
Target Year 2nd year students or above Target Student For all majors
Language Japanese and French Day/Period Wed.4
Instructor name MATSUBARA TOJI (Part-time Lecturer)
Outline and Purpose of the Course <フランス文化>
この授業では、初級文法を学習し終えた学生を対象として、フランス語の講読をおこなう。 教材として、20世紀のアヴァンギャルド思想運動である「シュルレアリスム」をあつかった、フランスの高校1年生用のテクストを使用する。授業では、まずシュルレアリスムの歴史や思想を学び、その後、各種の「宣言」やエッセイなどシュルレアリスム関連のアンソロジーを講読する。言語(フランス語)の改革を通して人間の自由を模索したシュルレアリストたちの多様な文章に触れながら、フランス語の読解能力をのばすことを目的とする。解説部分は高校1年生向けに平易なフランス語で書かれているので、まずはこの部分を講読することにより、後半で作品を読む準備をするとともに、フランスにおける文学教育がどようなものかをかいま見る機会とする。授業をすすめるなかで中級文法についての解説を行い、フランス語の文法の復習と総まとめができるよう授業を進める。
Course Goals ・文章読解を通じてフランス語の文法の理解を深める。
・フランス語の文章を日本語に翻訳することを通じて、フランス語の特徴を理解する。
・フランス語の文章を朗読することで、正しいフランス語の発音を身につける。
Schedule and Contents 第一回 イントロダクション
教材の紹介と授業の進め方の説明。

第2回~ 第14回 テクスト講読
基本的には訳読を中心とするが、理解度を問う小テストを行うこともある。

講読順序:
1. シュルレアリスムの歴史と思想
・シュルレアリスムの逆説
・体制への反抗
・集団性のダイナミズム
・シュルレアリスムの諸原理
・シュルレアリスムの遺産

2. テクストのアンソロジー
・トリスタン・ツァラ『ダダ宣言1918』
・アンドレ・ブルトン『シュルレアリスム宣言』
・ルイ・アラゴン「君はもう死者の横面を張り飛ばしたか?」
・アラゴン、クラストル『まず、そしてつねに革命を』
・ポール・エリュアール『詩の明証性』

第15回 フィードバック

授業の進度や受講生の理解度によって、テクストの内容を変更する場合もある。
Evaluation Methods and Policy 訳の正確さ、課題や授業への取り組みなど、平常点によって評価します。詳細は授業中に指示します。
Course Requirements Refer to "Handbook of Liberal Arts and General Education Courses".
Study outside of Class (preparation and review) 予習:前回の授業で指定した箇所の訳読をしてから、授業に臨むこと。
復習:授業で進んだ部分の構文や表現を理解し、次回以降に生かすこと。
Textbooks Textbooks/References Le Surrealisme, Melanie Leroy-Terquem, (Flammarion), ISBN:978-2-0807-2269-0
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