ILAS Seminar : Problem solving through research mind

Numbering Code U-LAS70 10001 SJ50 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type seminar
Target Year 1st year students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Tue.5
Instructor name Sasaki Tsutomu (Graduate School of Agriculture Professor)
Outline and Purpose of the Course  研究とは、世の中にまだ答えがない課題を解くことです。自然科学研究に用いる思考法は、様々な課題解決に活用できます。そこで本セミナーでは、講義と演習を通して研究思考の訓練を行い、まだ答えがない課題を解いていく練習を行います。
 自然科学研究では、問題を分析して課題を抽出し、様々なアイデアを出して、結果が出るまで試行錯誤を繰り返します。そして、自分一人で解決できない時に、他者の協力を引き出すためにコミュニケーションを取り、皆のエフォートを目標に向けてまとめていくリーダーシップを発揮して、「世界初」を目指します。
 この「問題分析、アイデア発想法、やり抜く力、コミュニケーション、リーダーシップ」という5つのスキルは、自然科学研究にとどまらず、どの分野にも適応可能です。
 そこで本セミナーでは、これらの5つのスキルについて、講義と演習を通して学びます。理系思考のトレーニングではありますが、実験は行わない予定です。ですから、自然科学研究の思考法を学びたい方は、理系・文系を問わず歓迎します。
Course Goals 研究思考に必要な各スキルの概要を理解する。
課題を主体的に解決するために必要な考え方を養う。
様々な課題に対して、あらゆる角度から考察し、建設的に議論できるようになる。
Schedule and Contents 各テーマは、初回が講義と課題設定、二回目が演習(発表とディスカッション)と言う形式で進めます。

(1)問題分析と情報の吟味【2回】
    現状と目標のギャップ、および、現状の分析法

(2)アイデア発想法【2回】
    体系的発想と、ゼロベースの発想法

(3)成功を意識した目標設定【2回】
    解決可能な目標の設定法と、成功に必要なメンタリティー

(4)やり抜くための物事の捉え方【2回】
    成功するまでやり抜くための考え方

(5)メッセージの伝え方【2回】
    相手にメッセージを伝えるためのコミュニケーション

(6)聞き方【2回】
    相手から情報を引き出すための聞き方

(7)集団の力を引き出すには【2回】
    メンバーの力を引き出し、集団として力を発揮するためのリーダシップ

(8)フィードバック【1回】
Evaluation Methods and Policy 出席したうえでのディスカッションへの積極的な参加(65点)およびレポート(各5点x7回=35点)により評価する。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 各テーマの講義前の予習は不要です。各テーマの2回目のディスカッションに向け、設定した課題について発表の準備をしてください。
また、学んだことを身につけるために、自主的な復習を「自学自習」の一環として推奨します。
Textbooks Textbooks/References 教科書は指定しない。
各テーマの初回に配布するプリントを資料として、セミナーを進める。
References, etc. 各テーマの講義の際に、参考文献の情報を適宜提供する予定です。
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