Readings in Humanities and Social Sciences (All Faculties, English)-E1 :Issues in Foreign Language Learning

Numbering Code U-LAS03 10001 SB48 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Seminar
Target Year 2nd year students or above Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Mon.2
Instructor name NAKAMORI TAKAYUKI (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 私は,大学英語教育の目的とは,母語を介在させずに瞬時に英語を理解(聞く・読む)して表出(話す・書く)することができる高速な外国語処理能力の定着と,自由に運用することができる(母語に近い)語彙・表現形式の獲得であると考えています。
Course Goals この授業では,言語,音声,コミュニケーション,認知システム(感覚運動器官),学習といった学生にとって必要な教養を,英語学習と併行しながら身につけていきます。表出すること(話す・書く)を射程に入れつつ,科学分野の学術書・英語論文の構成や特有な表現方法,思考法と提示法などを実践的に学習しながら体得していくことを目標とします。
Schedule and Contents ・「一般学術目的の英語」としての位置づけ
この授業では,最新の言語習得理論研究の成果を取り入れながら,文脈や場面,状況の中での語彙・表現形式の定着を中心に据えた学習方法をとることにより,学術分野においてより的確で使用域の広い英語能力獲得に向けた学習を行います。

・教材の性質や主題
上述の英語力を培うために,学術書や英語論文を中心に用いながら授業を展開します。使用予定の教材では,世界的に貢献する研究者が,どのように思考して英語を処理して形にしていくのかを体感していきます。

・履修者が教室で行う作業
学術書や学術論文特有の論理展開と表現獲得に向けた学習。内容理解及び批判的思考の鍛錬。

第1回 諸連絡、授業概要説明、他
第2回~第14回 教材を1章ずつ読み進める。2回程度英文エッセイ執筆を課す。
第15回 英語論述試験
フィードバックを含め15回の授業をおこなう

・宿題の性質と量
予習と復習。学術表現形式リスト(配信資料)の定着。教材の熟読。
Evaluation Methods and Policy 授業中および定期試験期間に実施する英文論述試験の成績に基づき,本学の評価基準で判定します。ある程度の分量の英文を書けることが期待されます。評価は,学術表現形式の定着度と,論証能力(説得性・論理性・明解性)に基づきます。これらの割合について等の詳細は授業中に受講者に説明します。試験を受けられなかった場合は,必ず代替課題を提出してください。代替課題の提出がない場合は,欠席分の点数は零点として計算して評定を出します。
学期末定期試験(筆記)60 % レポート試験 0 % 平常点評価 40 %
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 授業時に指示します。授業の詳細や自宅学習への助言,その他の資料や情報などは,KULASIS授業サポート授業資料ページに掲載しますのて参照してください。
Textbooks Textbooks/References KULASIS授業資料ページにて配信予定
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