Readings in Humanities and Social Sciences (Law, English)II-E1

Numbering Code U-LAS03 10007 SB48 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Seminar
Target Year 2nd year students or above Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Wed.2
Instructor name OTONASHI TOMOHIRO (Graduate School of Law Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course  法の下の平等(憲法14条1項)に関する違憲審査基準論のように,日本における法の下の平等に関する議論は,アメリカの判例・学説から大きな影響を受けている。それゆえ,日本国憲法上の平等に関する判例・学説を理解する上で,アメリカの判例を把握しておくことは有益である。
 本授業では、アメリカのロースクール向けの憲法に関するケースブックのうち、平等保護を扱う章の中の、とりわけアファーマティブ・アクション(積極的な差別是正措置)に関連する箇所を講読する。英文読解能力を養うほか、アメリカ合衆国憲法上の平等保護に関する基礎的知見を習得することを目的とする。
Course Goals ・専門的な英語文献の読解力を身につける。
・精確な日本語訳ができるように、日本語の表現力を高める。
・アメリカ合衆国憲法上の平等保護に関する基礎知識を習得する。
Schedule and Contents Stone, Seidman, Sunstein, Tushnet & Karlan, Costitutional Law (8th ed., 2018)の第V章「Equality and the Constitution」のうち569頁以下を講読する。

第1回 イントロダクション
 指定文献および著者の紹介、参考文献の紹介、授業の進め方と準備・発表の方法の周知を行う。

第2回~第14回 文献講読
 指定文献を講読する。事前に,翻訳の担当箇所を各学生に割り当てる。担当箇所の和訳は,事前に電子メールで提出してもらい,その訳文を添削・解説したり,訳文の内容につき提出者に質問する等の形で授業を進める。

《期末試験》

第15回 フィードバック(具体的な方法は、別途連絡する。)
Evaluation Methods and Policy 平常点評価(出席,割当和訳の提出・出来,質疑の受け答え,授業の際に指示した課題の提出・出来を総合的に考慮する。50点)及び期末試験(50点)を組み合わせて評価する。期末試験を実施できなくなった場合には,レポート試験をもって期末試験(50点)に代える。
Course Requirements 外国文献講読(法・英)は専門への導入コースなので二回生以上を対象とする。
Study outside of Class (preparation and review) 割り当てられた担当箇所以外も,自分で目を通し,分からない単語等は調べた上で概ね意味を確認しておくこと。
Textbooks Textbooks/References Constitutional Law (8th ed.), Geoffrey R. Stone, Louis M. Seidman, Cass R. Sunstein, Mark V. Tushnet & Pamela S. Karlan , (Wolters Kluwer Legal & Regulatory U.S.), ISBN:9781454876670
授業に必要な資料は配布する。
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