ILAS Seminar :Introduction to Nature Conservation in Africa

Numbering Code U-LAS70 10001 SJ50 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type seminar
Target Year Mainly 1st year students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Tue.5
Instructor name YAMAKOSHI GEN (Graduate School of Asian and African Area Studies Professor)
Outline and Purpose of the Course 雄大な景観や多様な野生動物に代表されるアフリカの自然について、一緒に考えてみましょう。フィールドワークを得意とする、大学院アジア・アフリカ地域研究研究科アフリカ地域研究専攻のスタッフによる、最新の研究成果などを題材に、自然保護活動の動向や、人々の暮らしとの両立について学びます。また、それらを通じて、現代アフリカの社会、文化に関する知識も深めます。
Course Goals アフリカ地域の気候、植生、生息する野生動物、自然を利用する人びとの様子といった基礎的な知識をゼミでの討論を通じて修得します。京都市内の動植物園で実習を行い、アフリカの動植物を体感することで、アフリカの自然を実体験します。食文化実習での調理、食事を通してアフリカの人びとの自然利用を体験することで、アフリカの自然資源利用のあり方を具体的に理解します。
Schedule and Contents アフリカの自然保護活動が抱える諸問題について討論し、基礎的な知識を身につけます。本講義はフィードバックを含め全15回で行います。

第1回~第2回 イントロダクション
アフリカの自然保護についての概要を説明し、授業の進め方と準備・発表の方法を周知します。また、担当教員及びティーチングアシスタントの研究紹介を行います。

第3回~第14回 アフリカ自然保護への多様なアプローチ
アフリカの自然とともに暮らす人々の生活について学ぶとともに、日本国内の類似の事例も参照しながら、地域に固有な問題として自然保護問題を理解します。また、フィールドワーク経験者から現地の様子を聞き、受講者各自が興味を持った地域や生態系、トピックについて調べていきます。その過程で、総合的な研究アプローチであるフィールドワークの考え方や面白さを学びます。映像資料の鑑賞や、食文化実習、動植物園等、国内の研究施設の見学(6-7月の土曜を予定)などを織り交ぜ、頭と体を動かしながら、アフリカの自然・社会・文化の相互関係の理解を深め、訪れる人を虜にするアフリカの魅力に触れてみます。

第15回 フィードバック
Evaluation Methods and Policy セミナーでの質問や意見の表明など、積極性を評価します(平常点評価)。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 演習中に指示したトピックについて、書籍等を参照して理解を深め、次回演習時にフィードバックする。
References, etc. アフリカ潜在力5 自然は誰のものか: 住民参加型保全の逆説を乗り越える, 山越言、目黒紀夫、佐藤哲 編 , (京都大学学術出版会), ISBN:9784814000098, アフリカにおける自然保護の問題と解決策について論じています。
そのほか適宜指示します。
Related URL http://jambo.africa.kyoto-u.ac.jp/africa_division/
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