Chemistry for non-science majors II

Numbering Code U-LAS13 10016 LJ60 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year Mainly 1st year students Target Student For liberal arts students
Language Japanese Day/Period Thu.5
Instructor name BANDOU TOSHIKAZU (Graduate School of Science Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 親から子へ遺伝情報を伝える役割を担う核酸,人の体の中で様々な生体機能を担うたんぱく質,代表的な栄養源である糖などの分子は,有機化合物である。これらの生体分子について理解しておけば,これからの日常生活の中でも役に立つこともあるだろう.本授業では,日常的に触れることの多い核酸,たんぱく質,糖の話題を理解するために,関連する基礎知識や有機化学の考え方を解説することを目的にしている.特に,文系学生に向けて基礎的な概念や社会と繋がる点を重視して講義する.
Course Goals ・日常生活の中でも生きる知識,基礎となる考え方を学ぶ.
・毎回の授業でPandAを活用して課題を与え,課題に対して自主的に調べる力と文章作成能力を養う.
Schedule and Contents 以下の項目について講義を行う予定である.各項目は,学生の理解度をPandA内で課題を毎講義ごとに出 しながら,【 】の週数を充てる目安である.

(1)糖類【3】ー エネルギー源
  炭素,水素,酸素,糖の化学,構造,不斉,合成化学,解糖系
(2)核酸【4】ー 遺伝情報の担体
  窒素,リン,核酸の化学,構造,不斉,合成化学,塩基対形成
(3)たんぱく質【3】ー 生体機能関連物質
  イオウ,アミノ酸,たんぱく質の化学,構造,不斉,合成化学,生体機能
(4)遺伝子発現【4】ー 核酸からたんぱく質への情報伝達
    転写,翻訳,コドン,遺伝子導入,エピジェネティックス
(5)小論文課題と作成提出【1】
(6)フィードバック【1】 
Evaluation Methods and Policy 毎回の授業ごとでPandAから出す課題を次の週までにPandAに提出してもらう.その内容に対する 評価によって平常点(60%)を与える. 最終の授業で,PandAから出すレポート作成の課題を次の週までにPandAに提出してもらい,その 内容(40%)を評価する.
それらの評価点を総合して,成績を決定する.
Course Requirements 高等学校での化学と生物に関する基礎(元素記号や化学構造式,生体物質の役割など)は予習を求める.教科書を読み解くために必要となる基礎知識や概念については,講義内で適宜補足する予定.
Study outside of Class (preparation and review) 教科書の第7章を中心に授業を行う.適宜,1~6章の必要な項目について適宜補足、解説しながら授業を進めるので,第7章の予習と復習をしておくことを望みます.
Textbooks Textbooks/References 有機化学要論 生命科学を理解するための基礎概念, 入江一浩,津江広人, (学術図書出版社), ISBN:978-4-7806-0479-5
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