ILAS Seminar

Numbering Code U-LAS70 10001 SJ50 Year/Term 2021 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type seminar
Target Year Mainly 1st year students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Thu.5
Instructor name ENOMOTO TAKESHI (Disaster Prevention Research Institute Professor)
IGUCHI TAKAO (Disaster Prevention Research Institute Assistant Professor)
Outline and Purpose of the Course  このセミナーでは,地球の気候や大気大循環への理解を深めるため,気象観測や大気シミュレーションについて学ぶ。気象や気候は,農業や流通,エネルギー供給,防災などを通じて人々の生活に大きく影響している。気象や気候の知識は,日常生活や行政やビジネスにおける意思決定の基礎となるため,理系はもちろん文系の学生にとっても有意義である。
 気象や気候は高校地学で教えられているが,履修者は多くない。高校で履修していなくても,気象や気候の多くの事柄は,高校の数学や物理,化学の基礎的な知識で理解できる。セミナーでは,必要に応じて基礎知識を復習しながら進める。気候の進化には生物の役割も大きい。セミナーで行う観測やデータの解析や可視化を通じて,高校時代は無味乾燥に思われた数学や理科の知識が気象や気候の理解に役立つことが理解できれば,教養科目の学習の動機を高めることができるはずである。
 日々の天気予報や季節予測,気候変動や温暖化の予測は物理法則に基づいて行われている。予報がなぜよく当たったり,時に大きく外れたりするのか。温暖化予測は,どの程度信頼できるのか。セミナーを受講すれば気象情報や気候変動関連のニュースに対する理解が深まるであろう。
 セミナーでは英語の教科書や文献を参照する。研究はもちろんビジネスにおいても情報の多くは英語である。高校まではまとまった分量の英語に接する機会は少ないが,研究やビジネスの世界で指導的な役割を果たすには英語の読解力が必要である。セミナーでは,他者の意見に耳を傾け,自分の意見を論理立てて述べ,討論を行う力を養う。
Course Goals ・地球環境に関する基本的な知識を得る。
・英語の教科書や文献を読み,理解する読解力をつける。
・教科書を読み理解した内容を観測や実習に役立てる。
・学習した内容について,説明する力を養う。
・他者との有意義な討論を行う。
Schedule and Contents 担当 榎本
第1回 セミナーの目的や進め方について紹介する。
第2~3回 英語の教科書を読み,担当教員の解説や質疑応答を通じて,気象学の基礎知識を身につける。扱うテーマは,主に大気熱力学,大気大循環とその変動である。
第4~6回 Pythonによるプログラミングの基礎を学び,気象データの解析や可視化,簡単な数値計算を行う。
第7回 実習の成果報告を行う。
担当 井口
第8~9回 英語の教科書を読み,担当教員の解説や質疑応答を通じて,気候学の基礎知識を身につける。扱うテーマは,主に地球の大気組成と放射及び炭素大循環である。
第10~14回 Raspberry Piに気象センサを取り付け気象観測を行う。得られたデータをグラフにしたり,統計解析を行ったりする。
第15回 実習の成果報告を行う。
Evaluation Methods and Policy 出席と参加の状況(30%)及び発表(70%)により評価する。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 関連URLからPDF版の教科書を取得し,指示された箇所に目を通しておく。必要であれば,日本語の教科書等を参考にする。プログラミングや観測の課題を行い,結果の発表資料を準備する。
Textbooks Textbooks/References John M. Wallace, Peter V. Hobbs, John M. Wallace, Peter V. Hobbs, (2006), ISBN:9780127329512, 関連URLからPDFを取得する。著作権に配慮すること
Global Physical Climatology, Dennis L. Hartmann, (Elsevier), ISBN:9780123285317, 関連URLからPDFを取得する。著作権に配慮すること
Related URL https://www.dpac.dpri.kyoto-u.ac.jp
https://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/EB06525714
https://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/EB05920696
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