Japanese History II

Numbering Code U-LAS01 10003 LJ38 Year/Term 2021 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year All students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Mon.3
Instructor name YOSHIE TAKASHI (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 【日本古代の国家と政治―摂関政治の萌芽―】
日本における古代国家の様相を政治史という側面から把握し、古代日本の特質について理解することを目的とする。今期は、摂政・関白が出現する9世紀後葉から10世紀前葉の政治動向を取り上げ、先行学説を紹介するとともに批判的に検証を行う。こうした作業を通じて、国家の様相やその変遷を客観的に捉える視座を養うことを目指す。
Course Goals 日本古代史における正確で幅広い知識を獲得するとともに、これまでの研究の流れを自分の力で整理し、それらを客観的・批判的に把握して、自らの歴史像を組み立てるための技術を習得する。
Schedule and Contents 7世紀後葉に成立した日本の律令国家は、8世紀後葉から変質をはじめ、長い過渡期を経て10世紀後葉に摂関政治へと転成した。摂関政治は律令制的な外皮をまといながらも、前近代の国家のあり方を大きく規定する中世的な側面を多く含んでおり、律令政治と摂関政治との間には看過しがたい差を読みとることが可能である。今期は、そうした変質が大きく進んだ9世紀後葉から10世紀前葉にかけての国家の様相を、政治史を中心にしながら考察する。まずは幼帝が登場する過程を検討し、摂政・関白が出現する前提を整理する。次いで、応天門の変や陽成天皇廃位事件、阿衡事件、菅原道真の左遷といった政争に焦点をあて、この時期の政治動向について考察する。最後に、仏教思想との関連からこの時期の天皇の様相を概観し、摂関期における天皇の様相について展望する。

第1回 イントロダクション―過渡期としての平安時代前期―
第2回 幼帝清和の登場(1)
第3回 幼帝清和の登場(2)
第4回 応天門の変と摂政の出現(1)
第5回 応天門の変と摂政の出現(2)
第6回 陽成天皇廃位事件をめぐって(1)
第7回 陽成天皇廃位事件をめぐって(2)
第8回 阿衡事件と摂関政治(1)
第9回 阿衡事件と摂関政治(2)
第10回 菅原道真の左遷(1)
第11回 菅原道真の左遷(2)
第12回 平安時代の仏教と天皇(1)
第13回 平安時代の仏教と天皇(2)
第14回 総 括
《期末試験》
第15回 フィードバック
Evaluation Methods and Policy 期末試験(筆記)にて成績評価する。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 授業の進行はシラバスに記載の通りであるので、授業の進行を確認の上、各回の授業内容を想定し、予習をすることが望ましい。
Textbooks Textbooks/References 授業中にプリントを配布する。
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