Comparative Studies of Paradigms and Civilization B
Numbering Code | U-HUM41 26126 LJ36 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | From 2nd to 4th year students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Tue.4 | |
Instructor name | NAKASUJI TOMO (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 本講義は、「人形と魂」と題して、おもに近代ヨーロッパにおいて人形がどのような存在として表象されてきたかを考察する。とりわけ思想と文学と演劇、舞踊を中心に扱いながら、人形の「身体」と「魂」がそれぞれの時代においてどのような存在であったかを描き出し、その分析を通じて、人間が「身体」と「魂」をいかに捉えてきたのかを論ずる。中心に扱うのは哲学や芸術の言説だが、それとわかちがたく結びついている科学における言説も適宜とりあげる。 | |||
Course Goals |
・文化事象の分析をとおして、人間の判断基準の移り変わりについて理解する。 ・異なる分野の言説が、相互浸透しながら二人三脚のようにその時代のパラダイムを織り上げていくさまを考察できるようになる。 |
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Schedule and Contents |
以下の各内容について、数回の講義と関連文献の講読をおこなう。 1. イントロダクション 2. 古代の人形文化からみる「人形」の意味 ー 神話、儀式、祭 3. ピュグマリオンの系譜 ー 触覚と愛をめぐって 4. 錬金術工房の自動人形たち 5. 19世紀の人造人間たち ー 電気という魂 6. 理想の演者としての人形 まとめ 「不気味の谷」を超えて ? |
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Evaluation Methods and Policy |
数回のコメントシートと最終課題とで総合的に評価する。 最終課題は、発表かレポートかを選択することができる。 |
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Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 紹介する文献の講読 | |||
Textbooks | Textbooks/References | プリント配付 |