東アジア文化交渉論B

Numbering Code U-HUM41 26214 LJ38
U-HUM41 26214 LJ31
Year/Term 2021 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year From 2nd to 4th year students Target Student
Language Japanese Day/Period Wed.3
Instructor name OTA IZURU (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor)
Outline and Purpose of the Course 近年、歴史学ではあまりに多くの歴史文献が研究者の眼前に提供されたこともあり、歴史文献の閲覧・読解・分析にこれまで以上の長時間を費やさざるをえなくなってきた。また一方で、交通手段の発達やグローバルな研究の展開とも相俟って、フィールドワークもかつてほど困難なものではなくなってきた。こうした事態を前提として、旧来の学問的枠組みに囚われない新たな取り組みが求められ、学問横断的な手法や研究視角を身につけることが迫られるようになってきている。本授業では、現代中国の農漁村を事例として、歴史文献とフィールドワークから農漁村の実態を明らかにしていくとともに、その手法を詳細に解説する。受講生には、歴史文献の分析と、自分の足で歩くフィールドワークとを融合させる方法について身につけてもらいたい。
Course Goals 中国研究における歴史文献とフィールドワークについて理解を深め、歴史学・人類学といった各学問のディシプリンを乗り越えた研究手法を養う。
Schedule and Contents 第1回:ガイダンス
第2回:どうして歴史学者が現代中国の農漁村を歩くのか
第3回:地域社会論とは何か
第4回:太湖流域におけるフィールドワークの系譜
第5回:歴史学者とフィールドワークの実践
第6回:華南農村を歩く――福建省の農村と祀られる神々
第7回:村のなかの「村」の名残――村の歴史をたどる(1)
第8回:村のなかの「村」の名残――村の歴史をたどる(2)
第9回:水上に暮らす人びと――太湖流域の水上世界
第10回:近現代の水上世界と今もなお生き続ける“伝統”
第11回:近現代中国の政治と日本住血吸虫病
第12回:近現代中国の日本血吸虫病と語られる血防
第13回:現代中国の輸入性血吸虫病と「一帯一路」構想
第14回:新型コロナウイルスの流行と“中国経験”の輸出
第15回:おわりに
Evaluation Methods and Policy 授業中に行う小テスト50%(教科書のみ持ち込み可)、平常点50%で総合的に評価を行なう。詳細は初回授業にて説明する。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 授業中に参考すべき論文や図書を紹介するから、それらを予習として読んだうえで授業に参加するか、あるいは復習として授業後に読んで欲しい。
Textbooks Textbooks/References 中国農漁村の歴史を歩く, 太田 出, (京都大学学術出版会、2021年)
詳細は初回の授業において説明するので、必ず出席すること。
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