Advanced Seismology II: Earth Structure
Numbering Code | G-SCI31 65252 LJ58 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | Master's students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | ||
Instructor name |
SHIBUTANI TAKUO (Disaster Prevention Research Institute Professor) ITOU YOSHIHIRO (Disaster Prevention Research Institute Associate Professor) |
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Outline and Purpose of the Course | 地球の内部構造は、地震や火山活動など地球内部で発生する諸現象を理解するうえで重要な役割を果たす。中でも地震波速度構造は、地球の深部から浅部までの内部構造を解き明かす研究において多大な貢献をしてきた。本講義では、地球の地震波速度構造とその不均質性を推定する方法について解説する。さらに、沈み込み帯を中心として、地球内部の不均質構造の特徴と地震発生の関係について解説する。 | |||
Course Goals |
・地球の層構造・不連続面とそれらに起因する種々の波相について理解する。 ・屈折法、反射法、レシーバ関数解析、地震波トモグラフィの解析方法について理解する。 ・地球内部の不均質構造の解析事例から沈み込み帯の不均質構造の主な特徴を理解する。 ・地球内部の不均質構造と地震発生の関係について理解する |
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Schedule and Contents |
以下の各項目について講義する。各項目には、受講者の理解の程度を確認しながら、【】で指示した週数を充てる。各項目の講義の順序は固定したものではなく、担当者の講義方針と受講者の背景や理解の状況に応じて、講義担当者が適切に決める。講義の進め方については適宜、指示をする。 1.1次元地球モデル【2週:澁谷拓郎】 2.屈折法と反射法【2週:澁谷拓郎】 3.レシーバ関数解析とトモグラフィ解析【3週:澁谷拓郎】 4.地球内部の不均質構造:沈み込み帯浅部【2週:伊藤喜宏】 5.地球内部の不均質構造:沈み込み帯深部【2週:伊藤喜宏】 6.地球内部の不均質構造とスロー・ファスト地震の発生場【3週:伊藤喜宏】 |
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Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 授業の後、復習を行い、理解できていない点について、独力で解決できない場合は、次の授業やオフィスアワーを利用して、質問し、解決すること。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 適宜、資料等を配布する。 |