1331010Japanese Language and Literature (Special Lectures)

Numbering Code G-LET10 61331 LJ36 Year/Term 2021 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type special lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Fri.2
Instructor name HASHIMOTO YUKIHIRO (Part-time Lecturer)
Outline and Purpose of the Course 本講義における〈食制語彙〉というのは、現代で言えば〈朝食〉〈昼食〉〈夕食〉という“正式な食事”を指す語彙という意味である。
本講義では、日本語の食制語彙の語構成、語彙体系とその史的変遷について考察を行い、日本語語彙史・語構成史上への位置づけを試みる。
食事制度という文化史的側面を考察するとともに、日本語語彙史研究の具体的事例として、その方法論を提示したい。
Course Goals 〈食制語彙〉という題材を用いつつ、以下の知見を得ることを目標とする。
①語彙体系・語構成に関わる基本的な知識の習得
②語の交替と語彙体系の変遷についての構造理解
③語構成に関わる問題点の認識
④言語接触とその際に生じる諸現象についての知見
以上の事項を中心に、日本語語彙史研究に関わる総合的知識を得るとともに、言語に関わる問題点の発見と、それに対する分析・考察の力を養う。
Schedule and Contents 第1回 〈語彙〉と〈語彙体系〉
第2回 〈語構成(語形成)〉について―〈形態素〉〈語基〉〈接辞〉など
第3回 日本語の食制語彙とその造語法―外国語との対照
第4回 〈二食制〉から〈三食制〉へ―食事回数の変遷
第5回 古代における食制語彙―ケの時代:古記録・古辞書の記載を中心に
第6回 中世における食制語彙―ケからメシへ:『日葡辞書』の記載を中心に
第7回 近世における食制語彙―メシの時代:二食制から三食制へ
第8回 近代における食制語彙―ゴハンの登場:『和英語林集成』の記載中心に
第9回 食事回数の変化に伴う語彙体系の変遷
第10回 ユウ(夕)からヨル(ヨル)へ:「夜食」とは何か?
第11回 ヨルゴハンの成立と展開:ヨルゴハンはいつ現れたか
第12回 語構成の問題:ヨルを前項とする複合語
第13回 古代語ヨルアルキ・近世語ヨルガオ等の存否
第14回 ヨル型複合語の展開
第15回 現代語におけるヨル-の造語力
Evaluation Methods and Policy 平常点30%、レポート70%
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 配布した講義資料は、毎回の講義時に必ず携行すること。
配付資料には講義中に言及されない情報が含まれる場合もある。疑問のある場合には授業中、授業後に関わらず質問してよい。
受講者が授業担当者と問題意識を共有できるよう工夫して講義を行うつもりであるから、受講者各位はそのつもりで出席してほしい。
Textbooks Textbooks/References 講義中に適宜資料を配付する。
References, etc. 担当者がコピー配布できるものは授業中に配布する。不可能なものは各自図書館等でコピーするか、安価で入手しやすいものは購入すること。
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